それのちっちゃいの金田一で見た!!
カテゴリー: 新潟
タニタカフェに行ってきた。
長岡のほうのやつ。
役所系?の建物に入ってるんだが、実にその一角。
足湯やってるらしいけど普通のズボン穿いてきちまって、やらかしたと思っていたら……。
湯がない……だと……?
俺新潟で足湯狙うと残念な結果になる運命でも確定してんのか?
ジュースだけなら値段はすごくお安くて、お邪魔するのが申し訳ないくらいの価格帯。
なので折角だし本日のケーキとアサイードリンクを頼んでみた。同行がRO繋がりなんだがブラジリスに行くことがほぼなかったのか通じなくて悔しい。
アサイーってまともに飲むの初めてなんだがキャロットジュースっぽいんだな?思ったより飲みやすかった。
しかしわかっていたが甘いケーキと合わせるものではなかった。そのために水をお願いしたが……やっぱケーキには紅茶か珈琲だよな……。
ランチタイムとはズレてたのでご飯は食べれなかったけど、やはり折角なら足湯に浸かりながらいただきたいところでもあるのでじっくり居るなら別の機会だな。
マッサージチェアのエリアかなんかもあったんで座席種類は多いしコンセントある席もあったしで結構だらだらできるお店だった。
でも「タニタだし超ヘルシーで超おいしいのがいっぱいあるんでしょ!?商品もたくさん見れそうだしオシャレそう!!」って期待していくと肩透かしを食らうのでそういう人は都会のタニカフェ行った方がいいんじゃないだろうか。
ところで棚にあったトルコ航空は誰の趣味だありがとうございます。
大手の底力
長岡が田舎とかそういうんじゃなくりそなの偏り方からある気がしなかったんだよ。
同行者もりそなユーザーだったので散財後にホイホイされていた。
そういえばアキバのアトレ前りそなが撤去されててびっくりしたな。ヨドバシにあるから言うほど不便はないんだが、横のビル壊すために消えたっぽいし何建つんだろう。
みずほで前回痛い目見たのはコンビニで数回手数料無料なんだが高崎でファミマに寄った時にEnetじゃなくりそなで手数料がフルだったことなんだが。なお当時もりそな非所持。ファミマこういう罠仕込んでくるよな、いつ全統一してくれるんだ。
ATMって「結局いくらなんだ」と思うことが多くて困る。手数料案内してくれるけど結局どの枠に値してるのかわからない銀行も多いし、読み取るならその辺の照会できそうなもんなんだがダメなのだろうか。
ポイントカードもだが銀行も増えたり統合されたり提携したり機械置き換えたり実質同一なのに名前変えてきたり別なのに似たような名前にしたり、よくわからないことが多すぎる。
* * *
これだけではなんなので。
道中「Parisパイ」というパイ屋さんにも立ち寄った。
店内は甘い匂いに包まれていて、色んな味に目移りする。あれもいいなこれもいいな、でもそんなに食べちゃご飯が食べれないな。そんなことを考えながら5分ほど。
プレーンをお願いしたが、この乙女ちっくっぷり。
生地はサクサクで軽くいただけてカスタードはしっとり、そしてがっつり甘い。中央にパイ生地があって食べ応えもあるが、クリームを楽しんでいる最中に現れるのでちょっと邪魔!と思うことも少々。でもこれによって甘ったるいばかりにならなかったり速攻潰れてクリーム駄々漏れってことにならないので良いポジショニングだ。
価格に対して小さめだが写真を見るとまた食べたくなる中毒性もあるパイだった。
このクリームは絶対にイチゴに合う!!と2人して言い合ってたので春限定のイチゴをプッシュさせていただこう。(確かあったはず)
ボロボロこぼれるので室内で食べるのはお勧めしない。最後の方はどうしても崩れてしまうが致し方なし……ウェットティッシュを持って向かいたいお店だ。
上越車内ぶらり旅
今回は世界の……ではないが車窓からっつーか車窓メインだ!
路線図、左下が上越の乗った分なんだがくるんくるんしてるな……。
上越線に乗ったのはなんかなんとなくなんだが、前述くるんくるんこと山をのぼってるっぽい部分があるらしくてそこが気になってな。
新幹線だとずっとトンネルだった分車窓は楽しめなかったし、そうなるとやっぱ鈍行だろ!
先に言っておくが下車して駅舎を撮るような観光はしていない……というか停車時間すっげー短いんでやってらんない。こういうところは成田線を見習っていただきたい。
では、いっくぞー!
越後湯沢を出たら街より慣らされた、まるでデコレーションする前のショートケーキのような雪を眺める。こんなところで車無しに生活すると買い物大変そうだななんてどうでもいいことを考えながら。
ひとつめの駅は岩原スキー場前。ゲレンデに程近くて下車する人もいた、他のゲレンデまだやってないからなぁ……。
しかしこの窓、青すぎる。
電車は前へ前へ、山に向かって走っていく。
寄ってくるのは棘を生やした魔物のような植物で、しかし彼らも雪に縛られ致し方なくそのような姿になっているのだろう。その身に触れて慰めることができない自分がもどかしい。
いくらか進むとやってくるのはブルートレイン。
こんなところで生き残ってやがったか!なんだ?宿か?展示品か?休憩所でした!
そこは越後中里駅というゲレンデとともにある駅。残念ながら営業期間外で閑古鳥が声を響かせているが、開けば人が溢れるのだろうと予測は容易。駅には温泉も併設されていて胸躍る。
次絶対寄るから。
中里を抜けると電車は待望のぐるんぐるんラインへ。否応なしにテンションがあがってくる。これが鈍行の醍醐味!!!
……
…………
トンネルでした。
まぁ……雪国で……山に線路……そこまで出さんよな……。でもさ……。
お前ー!お前ー!!俺は知ってるんだからなー!!ここのルートをトロッコとかそういうので走らせてるツアーがあるって!知ってるんだからなー!!
だから期待したのに裏切り者ー!単線ー!!山奥路線ー!!!それもいつか乗るー!!!!!2018年も企画してくださーーーーい!!!!!!!
トンネルを抜けるとすぐに土樽駅というところに到着する。標高を書いてくれてるんだが平地民にはいまいちよくわからない。ほら、大阪って山もこれといってないし。代表が天保山だし。
この駅はすぐ横に歩道があってどう見ても越後中里まで徒歩れる。トンネルであのザマだったのでトンネル萌えじゃないなら是非歩いて向かってみたいところだが冬季は通行止めとのこと。おのれ次こそ。
長い暗闇をまっすぐいくと土合駅。
ロープウェイがあるそうだがこちらもゲレンデ都合かなんか知らんが動いておりません!俺の旅に満足が見えない!!
なんかこの駅、あがりとくだりでホームの場所が全然違って軽くホラーらしいので下車観光おすすめなスポットだそうだ。……まわりなんもないのに降ろすの……か……?
駅の前後はずっとトンネル。くるんくるんwayも当然トンネル。知ってた。
この辺から群馬になるんだっけな。時期によるんだろうが雪が一斉にログアウトするのが面白い。
トンネルを抜けると湯檜曽駅となるがこちらのトンネルエリアは歩くことを推奨しない。長い。
ここからはほぼ川と共に走る鉄道となる。
というか山切り開くのも大変だし山に添わせるとアップダウンあるし、川というか谷に沿うのは至極当然なんだよな。川沿い鉄道多いけど気にしたことがなかった。
風景も温泉街に切り替わっていて、歩いて移動も難易度が下がるから下車したい欲がむくむくと湧いてくることだろう。
もう冬だというのにギンギンと照らしてくる太陽が車内に影をつくる。暑くないだけマシというのだろうか、箱に守られているからそれを感じないだけなのか今の俺にはわからない。
自分の姿を取り込んだ透明の板に遮られながら変わりゆく風景は今朝がたまでのことが夢だったかのように錯覚させる。日本という国の広さに驚くんじゃない、去った時間の短さに驚いているのだ。
気温も、景色も、全てが変わった中で一人変わらず取り残される自分に不安がないと言えば嘘になるだろう。不確かな世界で確かな存在であることを認めろというように反射の中の透明めいた自分はただそこに佇んでいた。
最後は終点水上。観光のにおいがぷんぷんした魅力的な駅だ。
とんとんとん、と階段をのぼる。バリアフリーなんてものは存在しない。取り残されたわけではない、そのままを残している中で広告やポスターだけが時代の流れを告げる。
具体的に言うとぐんまちゃん。
そうか、ここは491mか……。………………スカイツリーの上の方の展望台かそのくらいかな?
水上駅のホームに入る前にあるものが見える。しかし残念ながら入線してしまうと撮れない位置にあるものなのでそこのところは残念ながら……。
その残念を拭うために次の発車時刻をチェックして、ちょっくら冒険に出かけるぞ。
ちなみに俺は行きにMaxに乗るという義務感から帰路を鈍行としたが、正直ダイヤ的にはくだりで乗った方が自由に動けるのでお勧めしない。
次乗る時はくだりで乗るし逐一下車するしなんなら水上に泊まってからスタートするわこんな楽しい路線。
それ自身が観光地 -2日目朝~越後湯沢駅-
帰り道は折角だから鈍行で。
鈍行はダイヤの都合で12時便を逃すとなにもできなくなるのでちょっと早めに移動しておくのだが街並みはこのように。
閑散としている。これが……かんこうち……。
へぎそばも食べたかったが11時開店ということで間に合う気もせず断念。次に期待。
前日に食料をこれといって用意していなかったんだが前日夜に翌日の朝食をどうするか調べてみたところどこもかしこも11時開店で身動き取れるのが雪ん洞のみ。さすがに2連というのもなんなので適当にお茶を濁したりする。開いててコンビニ。
10時に駅のつけ麺屋は開くからそれという手はあるんだがそんなに腹コンディションが整っているわけでもないので俺は避けた。あとはホテルに対して駅の逆出口から3分ほど歩けばスーパーがあるのでそこが9時に開くから駆け込むくらいか。
ニューデイズに現地限定のようなおにぎりがあったんだが前日に買うか迷って買わなかった。翌日……というか今日後悔しつつ影も形もないおにぎり売り場を2巡3巡。10時頃に並んだのですかさず買い込んだのがこれらだ。
味の感想を言うならば塩はかけていただきたかった。物足りない。
この流れから現地をある意味満喫するには蕎麦を前日に食べておいて翌日の朝飯としておにぎりを買っておくのが正解かな。もっとそれっぽい飯はあるんだろうけど軽く済ませようとするとこうかなってくらいで、今であれば川魚買って「これがほんとのろばたやき」とかコメント付けなくもないんだが。
あとはやはり宿の朝食サービスを受けることだな。利用者が多かった理由がよくわかった、この街は機会損失とか以前に食いっぱぐれる街だ。
ところでこの街、ホテルなのかわからないけど恐らくホテルなんだろうなって建物あまりにも多くないか。どれが宿じゃないのかさっぱりわからんくらいだ。
観光案内経由で当日飛込なんかもできそうではあるが……それはそれで色々とリスキーな気はする。
* * * 閑話休題 * * *
切符買って在来のホームへ向かうがここはどうやら改札がない駅のようだ。そんな駅があるのかと驚愕しながら窓口に旅立つ印を提示するが時刻は11時をまわって少し。
「あと1時間くらい来ないけど本当に入りますか?」とまるでゲームの門番のように(というのは面白おかしくするための誇張だが)訊ねられる。しかしながら先程から店も見飽き、右往左往を繰り返すこれは鉄道オタクを少しだけ“かじって”いる。
「大丈夫です、適当に潰せますんで」
軽口を叩きながら足取りもともに軽やかに、スキップを越えて飛び立つように。そして踊るかのようにホームへと舞い降りた。
うわああああああああああああああああああああああああああああああほくほく線だああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軽やかとか踊るとかそういうの全部吹き飛ばすただのオタクであった。
やばーい
かわいー
ふるーい
語彙を無くしながら1人のオタクは冷静さを取り戻した。旅情を掻き立てるホームの端も、普段の現実から剥離した列車も、湯之元を象徴するオブジェも全てかなぐり捨てて。
変わりゆく景色は場所だけじゃないことを思い出した。明日、明後日は同じでも次あいまみえるのは十数年後の未来かもしれない。その時に残っているかもしれない、残っていないかもしれない「可能性」を抱いて忘れることなく今を切り取る魔法を唱えた。
無人駅であれば簡易的な自動改札がある、だけどここはそうではない。いつか人の手から離れてしまうかもしれない恐怖と戦いながら、ワンマンカーだからなんて理由も消えて機械に任せてしまう日がくるのかもしれない。
その日までにもう一度、ここに降り立てるのだろうか?
“温かみがない”という言葉で表されるものとは異なる感情が胸に湧き上がる。不思議の国に誘われるような経験との決別が待っているのかもしれない、非現実への恋慕のようなものだ。
扉を叩くのに門番を相手せねばならない場は探していないだけで入口はいくらでもあるが、「ふいに」といった経験を失うことだろう。
誰にも証明されない片道分のドキドキを握りしめて走りだす旅を、思い出すこともできなくなるだろう。
残念……と言えば大業だ。旅行者などという枠外の人間が惜しむのは一種の負け犬の遠吠えで、利用者ではない利用者の声など聞く必要など欠片もないのだから。
悲しむなんて大いに偉そうで憚られることだが、今の姿がいつまで続くのだろうかと未来に対して考えてしまうのは旅人の癖なのだ。誰に乞うわけでもないが、これも旅の情緒のひとつなので今くらいは許してほしい。
落ち着いてもう一度、ここからでしか見れない景色を見ることにした。
新幹線との隣接ホームを上下に重ねた駅構造は懐かしくもよく見るような錯覚を起こさせる。初めて来た場所で、初めて見る風景のはずだというのに。目を何度もこすりながら現実と記憶の境目を行き来する。顔に暖かい湯気があたり、冬なのにじっとりと汗ばむような倒錯感を覚えた。
停まっては駆け抜ける高速鉄道に、ゆっくりと……しかし着実に進む在来線。ハイタッチするかのような距離で二人が出会い結ばれぬ思いのように離れていく、私はこれを知っていた。
身分違いに魅せ掛けた姿での逢瀬に、そっと優しく手を離す焦がれ。引き裂かれるわけでなく辿り着く先も同じなのにまるで永遠のように感じられる数分を幾度となく見ていた。記憶と線引いた曖昧な夢の中から彼らの約束の地が口を突いて出る。
熱海だこれ。
堅苦しいのも程々に、越後湯沢駅在来線ホームの個人的にほほうなるほどと思ったポイントは2.3番ホームの屋根である。
2種の素材が途中で切り替わり乗客を守っている。どちらが古いのか、何故このような形状になったのか。にわかにはわからないが何らかの歴史があるんだろう。
ちなみに新幹線から直で乗り換えされる場合は改札内にこんな券売機がある。できることなら使いたかったし少しだけ……迷った……!!
雪ん洞 ~ you can do? ~
B級グルメと言うか否か、主食だからな米は。
ということで多箇所で噂の「雪ん洞」は今回のメイン目的の一つだ。……というか他の目的が綺麗に消えたのでここしか実質行けてないんじゃないかな……。
……………………えっこれ「ゆきんどう」じゃねーの!?
「ゆきんと」だなんて騙された……。
さてはてその雪ん洞さんなんだが店舗の前や付近のなんか覚えてない店の中の座敷でいただくこともできるそうだが今回はお持ち帰りで宿で食べることにする。ついでに座敷はともかく店頭は結構な見世物具合だったことをここに報告しておこう。
具が色々あって悩むが現物をカウンター形式で見せてくれてるのでその中からピンとくるのを選べばいいし、どれを買ってもハズレはないだろう。とりあえず俺は肉を求めてもち豚に。
おにぎりは頼んだらすぐに店員さんが作ってくれる。目の前で作るので店の奥でこしみのの親父が脇で作ってるとかそういうことはないのが見えて安心だな!
じっと見ていると「えっ、まさかそんなに!?」というくらい塩をかける。ファサァどころではない。一瞬引く。
目を白黒させているうちにおにぎりもノリを巻かれて白黒して、慣れた手つきでパックに収められる。どう見ても溢れているが安定性があるので収まってるって考えでいいと思った。
これでワンセット。パッケには選んだ味に丸がついている。
温かいおにぎりと温かい味噌汁を雪の積もる中持ち帰りって冷める不安しかなかったんだが30分くらいかかった気がする寄り道をかませた道中でもほっくりしたままだった。
目の前にしてみれば小さくて、こんなのぺろりと食べきっちまうぜと考えてしまうものだがそこは1合分。そんなに甘い話ではなかった。ついでにあの塩の量、絶対にしょっぱいと思っていたのにしょっぱい話でもなかった。
食べ始めてすぐは“おかずがいらないどころか邪魔になるおにぎりって聞いてたけどそうだな”と思った。それくらい塩と海苔と米のバランスがいい。白飯おにぎりがとにかく美味い。
俺は好き嫌い激しいし貧乏舌な自覚があるが、日本人である喜びを噛みしめる程度に白米が美味かったしおにぎりのポテンシャル引き出されてた。
綺麗じゃないけどこんな感じで。
店頭から既に気になっていた謎の銀の包みは漬物的なもので、癖がありすぎるわけでもなく無さすぎるわけでもなく。なんだったんだろうあれは。なんにしても飯を盗んでいく泥棒だということには違いなかった。もうひとつ海苔塩むすびを買っておけば……と軽く後悔する。
しかし買っていたらそれはそれで後悔するんだろうなってくらいには腹いっぱいになったのでご利用は計画的に。
褒める人がたくさんいるのもわかるくらいに頭一つ抜けて美味しいのはわかる(多いので飽きるってのも理解できる)。ただ、これを食べて他に何を食べる?ってなった時に選択肢がない。
ラーメンや蕎麦はそれひとつで飯1回分だけどおにぎりと言われると足りない、何かおかずが欲しい。となるのが残念ながら日本人。そこを求めてしまうと恐らく改札前で売ってる鮎くらいしかないのかな?
おにぎりは気になるが1合もいらないのなら同じく駅ナカにある丼屋さんが小さいものを売ってるのでそれにいってもいいだろう。バリエーションは少なめだし塩の量も違いはするので全く別物の話になってしまうけどな。
……夜中に腹減ったしやっぱ2個でよかったんじゃないかなぁ。
snow know
俺は雪を求めに来たんだよ。予定組んだ時はどのくらいから降るかわかんなくて、直前にすごい!この時期にこんなに降るなんて!って言ってたからちょっと期待してたんだよ。なんでかな。このくらいなら年イチで大阪もなるんだよ!
ということで今日は雪を求めに行くぞ!!俺はホワイトスノーにロマンスを感じるんだ!!全部雪のせいだ!!!
山とかまだ全然枝ぶりを感じるけど何も!そんなの!関係!!ない!!!
雪のありそうなところは目星をつけているんだ!向かうぞ!
なおこの日記は写真の明るさとかコントラストとかほぼ調整してないカメラそのものの色情報のものが多いことを申告しておく!俺のPCモニターが暗いのかカメラが暗いのかはよくわかっていない!
幾分かの坂を乗り越えてやってまいりました。幾分どころか結構な坂だったので健脚さを求められている気がしないでもない。
色が完全に溶け込んでいて元々こうなのかどうなのかさっぱりだが滝沢公園だ。ホテルからすぐの広い公園だと考えてやってきたが遊具などない。
あるのはただただ雪、そして川。10cmほどの積雪と遊びながら前に進もう。
辿り着くのは人口の水の壁。
なるほどー。これが滝かー。
道の横に階段を発見、雪の階段なんてそうそうあがれないのでひょいひょいと登ってみるぞ。
先刻の滝の高さにもあがって、これはこれでまた違った景観でいいな。
数人が通っただけの轍を外れるとそこには柔らかな白い妖精たちが羽を休めている。目に見えない程の姿に日光を纏って、息を潜めるように。しかししっかりとした存在感を主張する。俺はそんな場所に来れたことが嬉しくて。
とりあえず荒らしていく。ヒャッハー新鮮な雪だー!!!!
少し歩くと見つかるいかにも「道しるべ」な異物。俺は知っているぞ、これの雪を掃っておくことで後で別のイベントが始まるんだ。
ざくざくと斜面に乗った雪を掃ってみると……。
た………………き…………?
えっ、さっきのは滝じゃないの?ダムかなんかでよかったの?ゴールっぽかったじゃんなんで。
振り返れば街は遠く、よくみた道路の色とは違う風景が目の前に飛び込む。
この程度の景色ですら俺にとっては異世界で、こんなにもたくさんの雪を眺められることに旅に出られることのありがたさを感じた。
雪にまみれた橋も滅多に見られたわけじゃない。
視界の端にロープウェイの紐が見えるが今日は運休日、山頂まで行くのならその足で降りるしかない。先の見えない不安が少しだけ襲う。先人の足跡だけを頼りに歩を進める。
向かいから帰ってくる人がいてホッとして、後ろから追い抜いていく人がいて胸を撫でおろした。大丈夫、俺はひとりじゃない。
橋を左に進むと飲み水がかけ流されていた。疲れた体にしんと染み入る冷たさだ。
先程追い抜いて行った人たちとまた交差する。
手をつこうとする岩場には寒さに耐えて身を委ねる植物たち。
もうひとつだけ、小高い丘を越える。道がどうなっているのかは確認することはできない。
踏みしめられた雪は氷に姿を変える。細心の注意を払って一歩、また一歩。もう先に人はいない。ごくり、と熱を持った液を飲み込む。
清涼な音が大きくなっていく。沢があって滝がある。名が体を表すのは今だ。
ここまで進んできたものとは異なる自然の創りだした道が目の前にある。眼下一杯ではないけれど充分に雄大だ。
こんなにも美しく、激しさと穏やかさを兼ね備えたものを俺たちは造れるだろうか?
飲み水のところから実はゴールは見える。けどやはり近付かないと見えないものもあるもんだな。そこに必要な労力が10分もないのなら向かって損はないだろう。場所が場所だけに足場が悪いので可能な場合のみだが。
ここと滝の間に不動さんがいるので不動滝。全てを見てやっと全部が繋がる場所なのだろう。
帰りは皆元の道を通るが足跡のない道もあったのでそちらを使って帰る。
先人の姿を見て勇気をもって進んだものだが、無人の場もまたいいものだ。誰かが始めないと次は続かないことも、その後手を付けなければ無へと埋まってしまうのも自然は教えてくれる。
俺のこの跡に続いてくれる人はいるのだろうか、それとも俺のいた跡が最初からなかったかのように溶け消えるのか、はたまたついてくる人がいないまま埋もれて大昔にあったものだという欠片の情報だけ残るのか。
勉学にも、文化にも、ネット世界にも、現実にも、人生にも、全てに言えること。考えるきっかけはこういうところからやってくる。
他の観光先が閉まっていたから半分致し方なく来てみたような場所だったが、ひょっとするとここに来させるために全て休みになったんじゃないかと思えるくらい「来てよかった」と思えた。それは普段接しない自然と触れたからかもしれないし、ただ遠くを見るのを忘れていたからかもしれない。
現実から逃げた先で非現実が持ってきた明日へのアクセントなのだとしたら、俺はこの気持ちや景色を大事にして、忘れずに過ごさなくてはならないだろう。
強制されたものではないから、押し潰さないように、押し潰されないように。
宿についてほっと一息。
あたたかいお茶とお茶菓子でゆったりとした時間を過ごし………………えっ明日7時くらいに起床?そうだな確かに風呂いくもんな早寝するっきゃないよな旅館は2泊以上必須なのを実感するぜ。
続きは次の日記ってことで夢の世界に旅路を移すぜ!!
湯沢ホテルニューオータニ
新潟越後湯沢の湯沢ホテルニューオータニさん。
立地
駅から7分くらいかな、道中にセブンイレブンあり。主要道路だし観光地だから大丈夫とは思うけど積雪量が多いともうちょっと時間がかかるかもしれない。
付近に飲食店はそこそこあるけど個人店ばかりなので営業時間には注意。特に朝飯を食べるところがない。
道順
まっすぐいってまっすぐいって左折して坂上って到着!しか言いようがない。
駅周りに大きな建物はないので外見写真だけ確認して向かえば楽に辿り着くはずだ。入口が山側にあるのがちょっと大回りになるが駐車場の問題かな。
坂が思いの他キツいので足腰心臓弱い人は送迎使った方がいいかもな。この辺のホテル全部坂の上になるから地味にめんどくせぇ。
部屋設備
和室10畳に板間で広々!!一番低ランクでこれだし、ここに1人で泊まれるところもポイントだよな。転がりまくっても誰も何も言わないぜ!!
部屋の匂いに関してだが、暖房や畳についたタバコの匂いはどうしても取れないものなので嫌いな人は禁煙ルーム一択だな。プランによっては禁煙希望できないようなのでそこはどれを優先するかになるな。
玄関に消臭スプレー(ファブリーズ的なやつ)が置いてあるのでそこはありがたかった。
ホテルが古いだけあって鍵も古い。これは先に知っておきたい情報だと思うんだがなぁ……。安全ではあるけど心許なくもある。
風呂はシャワーのみ。基本は大浴場に入りに行くものなんだろうな。
洗面台は2基、トイレはウォッシュレットつきで部屋に入った際の気持ちに対しては嬉しい誤算。水回りは施設の古さに対して綺麗だし、この新しさは嬉しい。
そして靴箱が異様に大容量。スキー客ってそんなに使うのか……?
備え付けの冷蔵庫は販売機能を付与されたものなので大きさに対して置場は少ない。販売自体は全て自販機に纏めたのか中身は空だ。
涼しい地域だし暖房入れてても飲み物が温かくなるほどかっていうと多分そうでもないし、冷蔵庫の出番はあまりないのかもしれない。実際俺は使わなかったし。
テレビはローカル番組ばかりなのである意味面白いが見るものが無いといえば無い。エアコンは3段階で調節可能、時期にもよるが弱でも暑い程度には暖かかったな。
施設設備
とりあえず最初に、フロントは2階。つまり入口は2階の高さにあるのだ。それだけの坂があるってことだよな、あの町。
インターネットコーナーはフロントの目の前にあって、そのすぐ近くの柱に充電コーナーもある。ケーブルは借りれるのかどうか知らないがコンセントだけとりあえず置いておきますねって感じのところ。
この近辺にwifiは飛んでるが部屋にはネット回線がない。電波の入りもちょっと弱いかな、少なくとも窓際まで行けば問題ないレベルだ。
フロント前にお土産売り場があって商品をみてるとフロントの人がレジで待機してくれる。じっくりは見れないかな……。
フロント近くで新聞もいただいていけるので必要でしたらどうぞ。
喫茶コーナーもあるがいまいちよくわからなくて使ってない。扱いとしてはラウンジなのか?
卓球台もあるはあるんだがフロント横で有料なので中々やりづらい。写真も撮りづらかったのでやめておいた。
自販機は1Fと2Fにあります。飲み物は普通価格~10円20円高いくらい。アイスは17アイスで30円高。どこのホテルもこんな感じだろうけどこの辺は外で買っておくほうがいいな。
大浴場がやはり売りだろう。男湯と女湯が時間入れ替えで異なるものなので両方入っておきたい。
残念なのは露天があるのが片方だけだから朝か夜かのどちらかでしか入れないところか。あと目の前のホテルから露天風呂は見えるっちゃ見える。湯船は屋根ついてるからいいけどわざわざ晴天の直下に入ると多分丸見え。あちらさんの方が後から建ってるっぽいししゃーないとこではある。
脱衣所の中に1台洗濯機があるので洗濯する場合はこちらへ。洗剤は販売があるようだった。
石鹸からボディソシャンプーリンスからクレンジングオイル化粧液乳液オールインワンジェルシェービングフォーム育毛剤ピーリングゲルとオイルリンス?消耗品がとにかく充実してた。くしもスパ銭とかで見るような除菌方法の棚に入ってるぞ。
そういう点では荷物少なくていいことなんだが各アメニティから酒粕的な匂いが度々してたのでアルコールダメな人は使うの避けたほうが安心かもしれん。
塗るグルコサミンとは一体……。
大浴場までの道中と入り口にマッサージが置いてあるが有料のものと無料のものがある。全身は有料、足のみのものは有料無料あるって感じだな。
温泉施設にたまによくある体脂肪とか血液の健康とかを調べる100円くらいの機械は端に追いやられている。
3階がレクリエーション施設とか書いてあったけど別になんもない大広間って感じだったので見るとこは1F2Fくらいか。
アメニティ
お茶菓子の笹雪がひとつ、緑茶とほうじ茶。ポットにお湯満タンと水も満タン。
コップもグラスも4個くらいあったのでゆったりとしたお茶タイムは楽しめる。
浴衣は4サイズだったか、最初はMサイズがあるが合わなければ廊下にあるものを使用可。タオルはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ。
半纏があるので折角だから着るといい。
ドライヤーがあってシャンプーとかリンスとかボディーソープは備え付けで、コップがいっぱいあってようは普通に旅館してる程度の部屋設備。こういう金庫って出せなくなる可能性をわずかでも考えてしまうと使うの躊躇っちゃうんだよなぁ……鍵自体を渡されたのでそういうことはまずないわけだが。
青竹踏みとか肩こりマッサージのやつとか置いてあって安定した雰囲気はある。
歯ブラシとくし、コットンにシャワーキャップ使い切りのマウスウォッシュがあったりするのがなんかオシャレだ。
価格
入湯税あわせて8000円。これでも時期的には安い方なはず。
HPで予約したらオマケをつけれるってことで物販とかで使える500円券を選択して実質7500円かな。
5000円を超えると消費税が猛威を振るっていくな。財布が痛いぜ。
総評
いいところ
やはり風呂設備ではないだろうか。なんだかんだで露天風呂を併設しているホテルは少ない。下手すると合宿所みたいな宿になる地域だしな。付近に立ち寄り湯も多いが、どうせなら宿でじっくりまったりしたいところだし設備として存在するのがありがたい。
フロントスタッフさんの物腰や気の利かせ方なども良い感じのところで、外観こそ普通のホテルだけど適度に古き良きところだと思う。時代の節目を感じるというか。
温泉地域に来てるんだからネットは捨てろって意味ではネット環境がないのは利点ではないだろうか。悪いのはネット廃人な自分なわけだしゆっくりしたいなら見ないでおくべきアイテムだしな。
このレベルで冬場に単身宿泊をさせてくれるのは本当に助かるんだよなぁ……。
悪いところ
窓からの羨望はあまりよろしくない。新幹線側と山側があるんだが、山側はホテルとかであまり開けてられないし新幹線側もなんだかんだでMAX退役したら見えないんじゃないか?
古い建物だからってのが主な理由だが上の部屋の音がダイレクトに聞こえてくるので、そういうところはあまりだな。
建物とか場所的なとこからやっぱ学生さんが使うことがある宿だろうし、かち合うかどうかって結構重要なところかも。
適当観光@新潟
さて、越後湯沢駅から脱出して観光にいくぞ!何があるのかはほぼ調べてない!!
ちなみにこの駅の図は本来出る逆の出口側から撮ってるわけだが何故かと言うと……。
綺麗に工事期間にぶち当たったからである。大した問題はないんだがな。
駅を出るとこのような足湯が併設されたお店がある。入れる人数は3人ほどまでと少ないが横並びなのでお見合いになることなく使えて中々いい。靴を履くのにはちょいちょい難儀するかな。
駅を出て右手に暫く行ったところにある、観光案内にもある足湯だ。思ったよりこじんまりしてるが順番待ちのためか何か知らないが左手に椅子もあるし入ってはいないが希少な公衆トイレもある。今日は空いているようなので堂々と満喫していきたいところだ。
ん?
えぇ……なんで……ふゆこそほしいじゃん……なんで……。
仕方ないのでもう少し歩いてロープウェイを目指すことにする。ところでロープウェイってロープウェーなのかロープウエーなのかどれなんだろうな。俺はウェイ派なんだが案内はウェーだった。山の乗り物だし気持ち的にはウエーなんだが。
などと考えつつ脇を見れば情緒ある風景。積雪はまだ微妙だが風景としては様になってるし、こういうところはやはり温泉らしい。心が弾むな!
えぇ……なんで……。
悲しくなったので目的のひとつである東映ホテルの銀幕亭に行くことにする。泊まるわけじゃないので写真は控えたが店舗はシャッターが降りている。フロントさんに訊いたところ「もうほぼやってることはないんですよ、ルームサービスで食べ物は届けますけどお店としては閉店状態だと思ってくださって構いません」とのことで……えぇ……。
東映ホテルさんは日帰りで温泉に入るつもりでもあったんだが、その目的は雪見風呂だったので積雪微妙なこともあり一旦保留で寄らなかった。しかし後日見てみたらどうだよ値上がりしてんじゃないですかー先に言ってくださいよそういうことー。多分言ってたけどスルーしちまったよ。
ところでこのホテル、駅から徒歩でも来れるんだが坂がえげつなく最後の最後で45度ほどの角度を登らせようとしてくるのでバスを使う余裕があるのなら使用をオススメする。そうでなくとも30度くらいを延々登るぞ!
そんなこんなでしょんぼりしたので別の目的地を据えて行動開始するがそれは次の日記で。単純に現地の撮影枚数が半端ないので選別に時間かかるのと量が読めないからってだけだが……北海道でもそうだったが、非積雪地域民は雪を見ると馬鹿になってしまうんだ。許してほしい。
翌日となるが朝10時頃に冒頭の駅前足湯へ。流石に寄る人がいないので独り占めだが夜の冷えのせいか隣接施設閉店時間は湯量の調節があるのかわからないがぬるいどころか冷たかった。外気が低い分湯気は出てるから暖かく見えるんだが全然だったのが残念。もし時間が理由だとしたら使うならお昼まわってからの方がいいのかもしれないな。
水深は随分浅くて足首くらいなのでズボンでもちょっと上げれば余裕で浸かれる。気楽さは満点だが見世物になってる感が否めない。
足湯からの羨望はこんな感じで、一番端に座った場合だけ何も見えなくなるが駅と新幹線を眺めることができる。朝から乗り込むお客さんたちが多くてせわしない、そんな中でゆったり眺めるってんなら最高の立地かもしれないな。
いくら駅に近いからってゆっくりしすぎて駆け込み乗車するのだけはお控えください。
もう1箇所足湯があったらしいが、下調べなしだとそういうところを逃しちゃうよなー。惜しいことをした。
ファーストインパクトはエキナカとともに
新幹線のハイテンションな日記は前回で控えて今回はとうとう新潟初上陸で、わくわくしながら降り立った駅の話だ。
E4が引退、そう……E4が引退してしまうんだ。そうなるとどうなると思う?
こういうのが……こういうのが消えるんだ!!!
だからこそ今!このタイミングで駅を満喫しなくてはならない!!東北新幹線だった時は向こうにどんな看板があったんだろうな!?今となってはだぜ!!!
構内にはこんなこれまでの新幹線の看板もある。Eってなんだろうな、EASTかな。
しかし35年か……TDLと大体同じくらいと考えると、あの時代の代わりっぷりはよっぽどだったんだろうな。……と言いたいところだけど他の路線が先に開業してたんだった。車両的にはそこまで時代の違いはないのかもしれないけれど上越だからな……車両が最後に目指す場所みたいなところあるから読めないんだよな……。
丁度放送で上りホームに次発で現美が入ってくると聞こえた。別に時間がカツカツなわけでもないから現美だって外観くらいならお目にかかってやってもいいぜ!
あっ、1時間後ですか。すみませんでした。
ていうか現美って分類はときだったのか。そうなのか?やっておいてなんだがよくわかってない。
仕方ないので改札から外に出るわけだが、この駅には今や有名となったぽんしゅ館という施設があり新幹線の途中下車を推奨している。
……してはいるんだが特急券はどうしても途中下車不可のものとなってしまうので区切っての買い直しとなるのかな。さらにここまで来るということはよっぽどのことがない限り切符の仕様として下車可能な距離のものになるだろう。偉そうに言って実は当たり前のことをしているだけなんだよなぁ。
さて、色々話題であるこのぽんしゅかn日本酒くっせぇ!!!!!!
試飲コーナーがあるから当然っちゃ当然なんだが一歩踏み入れたら日本酒の匂いがする。入ってすぐは化粧品売り場っぽいのに溢れる日本酒、漂うアルコール。正直これはきつい。日本酒なのか酒粕なのかもうさっぱりなくらいにすごいやばいこれはひどい。
さらに奥に日本酒風呂あるんだっけか?無茶を言いやがるぜ……。
冷やかしに入る店でもないだろうから入口だけ。
内部は土産屋なので流石に写真を撮ってないが米と米のおかずも含めて結構な種類の商品がある。ここに入る前にも土産屋があるんだが両方合わせると財布の中身と時間がどれだけあっても足りないくらいだ。
よっぽどの主力を除いて、同じ商品があっちやこっちやにあるってものでもないので適当にはまわらず、吟味に吟味を重ねてほしい。広くはない街のはずなのによくこんなに商品を作れたものだと関心すらするぞ。
実際俺の求めるタイプの商品が見つかったのは両手が塞がった後だったのでお土産購入は慎重に。
JR東は西とか東海違って切符の種類が豊富でここまでの移動手段も色とりどりだ。例えば未成年だと日帰りスキー1万円切符とかあったりな。だが残念ながら俺は日帰りはしねぇんだよ。そうでなくとも3連休パスとか週末パスとか本当に種類が多い。
週末パスは路線的に往来するかって言われると微妙は微妙なんだが8730円で乗り降り自由かつ特急料金を出せば新幹線にも乗れるので越後湯沢より北に行くなら選択肢としてはかなりアリだったんじゃないかな。
モバイルsuicaが使えるならモバトクがいいらしいけど前提条件が厳しいからなぁ……えきねっとは変更できないしMax2階席は割引適用なしっぽいんだよな。金券ショップは基本指定席だから近くにどういう人が座るか運があるし、かといって遅れさせて自由席に座るのなら使わずとも……でもそっちのほうが安いのか。
てことで新幹線だけでも手段は色々あるからそこに悩むのもまた一興な路線だと思うぞ。
何?関西からもっと楽に行きたいだって?それなら今度Peachが新潟路線に就航するのでそこからまわる手があるぞ!やっと新潟に向かうLCCがきて実にありがたい限りだな!さすがPeachさん、他のLCCにはできないことをやってのけるぜ!
日程に余裕がありまくるなら北海道&東日本パスも使ってみたかった。まるっと1週間の鉄道旅とか憧れるな。
空飛ぶ地上の2階建て
旅行日記の前にこれです。ご覚悟ください。
駅前開発によってよくわからなくなったり入口が地味になった東京駅。周辺のバス乗り場も変わりまくってまだ慣れない。しかし構内に入ってしまえばこなれた東京駅なので躊躇いもなく新幹線ホームへとのぼっていこう。そここそがのぼりの終着点なのだ。
かがやきはくたかあさまは700系以上に外見から分類がさっぱりなのでもう少しオタクに優しくして欲しい。
延伸したら大阪の方までくるのかな?中央線もびっくりの運行距離になりそうなんだがどこへ行こうというのか、乗りたいがいざ乗るとなると座席種類でかなり悩んでいる。
カラーリングが毒々しすぎてあまり惹かれないE3さん。
なんであの渋い色やめてしまったんですかね……俺はあの、灰色と緑のやつが好きだったんです。とれいゆみたいなやつ。
E3の側面はこんな感じで……かわいこぶっちゃってるところ嫌いじゃないぞ。
東北に向かう子たちのこういうの、なんとなく納得できない。赤いあの子なんだがこまちはこまちであってほしい。どうしてお前まではやぶさに……。
そんなこまちはやぶさの後ろにはあまり遭遇することがないんだがそこそこ毎回見てる気がするあのデザイン!踊り子号だったのかお前、修学旅行号じゃないのか。
このへんのホームは上を中央線が走ったり東海道線かなんかが佇んでたりと各種在来の姿も見れるので楽しいポイントだ。上野東京ラインができて常磐が来るようになったことがいまだに慣れないんだが、まさかあいつまで出てこれるなんてびっくりだよな。千葉?知らない子ですね。
千葉といえば横須賀総武快速の青い子が路線記号JOなんだが常磐のカラーも青なわけでお前ら本当に何を考えているのかJOって何の略だよ説明してくれよ。不親切ってレベルじゃねーよ誰も異論出さなかったのかおかしいだろ。
ざっと1時間ほどホーム観光をしたところで……いや別にわざわざ早く行ったとかじゃなくて丁度前の分が発車したところだったっぽいので悩むことなく滞在しただけであって堪能とか狙ってないけど楽しかったし楽園だった。
話戻して。
もうずっとずっと東北のMax時代から乗ってみたかった2階建て新幹線、俺が恋焦がれたのは今となって知れば多分E1だったんだけど愚かな俺は今のように乗りたいと思い続けるなんて考えもしなかったからいつの間にか運航路線が変わってても姿が変わっててもそうなんだやっぱかっこいいなーくらいで何も重要視なんてしていなかったんだ。
でももういなくなるって聞いたからせめて、供養じゃないけれど恋心を昇華するかのように君に会いに行ってみたんだ。
実際に目の前にしてみれば君はとても大きくて、頼りがいがあるし優しい雰囲気で包み込んでくれるって感じることができてホームの屋根だって触れられるくらいに圧倒も圧巻も兼ね備えてて
うわあああああああああああああああああああああああでっけえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!かああああああああああああああああっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
失礼鳥乱しまし改め取り乱しました。ときだけに。
だってもうここまで大きいなんて他の新幹線見てたら全く思わないじゃないですか、700系だってE5だって普通なんですよ大きさが。寝台特急もグリーン車も京阪も全然そんなここまでの影を落としてくれはしな
かああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっこいいなあああああああああああああっもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺だって最初は、乗る前は、当日より前は、泣くと思ってたんだよ!感慨深まってとうとうって。でもいざその時になったらどうだ!?そのときに乗ったらどうだ!!!
大きいかっこいい優しい古い小汚いでかい夢がある、とうとう、やっと、今までずっとそこにいたのに、ようやくその気になって。
このひと無しに俺の旅興味ってのは始まってなかったと思うし、色々乗りたいとか素敵だなって思うとか無かったと思うし、新幹線に乗る選択肢も存在しなかった可能性があって、ああ……原点なんだなって。
そんなこんなで挨拶してからお世話になることにするぞ。今日は2時間よろしくおねがいしまー
めが……しんでる……。
……というのを見なかったことにして乗り込んでみる。
階段、上がったり下がったり。
こういう「移動してるのに家みたい」ってところがやっぱ俺の中ではワクワクするところなんだよな。いっそこれ家にできねーかなぁ。
座席は3席×2列がメインで端が2席になったり2×2のエリアがあったり。バリエーションは豊富だよな。だからどこに座ろうか乗った後も迷うんだ。
飛行機はずっと空の上だから機内雑誌を読む暇があるけど電車はそんな時間ないので持ち帰れるものは下車後に読むことにして、残るはダイナミックの宣伝とこれだけなので車内販売をざっと見る。ルマンドアイスもここで購入して食べれるぞ!降りたらどこにでもあるけどな!!
2階建てという仕様上車内販売がやってくることはできないので買いに向かうことになる。俺の席からだと4.5号車の間、指定席のエリアを掻い潜っての買い物となる。結構遠いな?
大宮まではよく見た風景なので飯をついばむぜ!押寿司食べたかったんだが選びきれなかったのでこちら!!
ひぇっ、すごい後光だ!!!
……という冗談は置いておいて。なんか神奈川の方のやつらしい。
6貫で960円とか高いよなー。
ぱかっと。
感想はとりあえず酢。酢でした。味の違いなんてわかんねーよ……普通に丼系のがいいんだろうなぁ、柿の葉寿司よりがっつり酸味で押しも強いから似たり寄ったりな印象を受けちまった。
身は大きくて……というか1貫が2口3口くらいかな。その上で厚切りして一部折りたたんで成型してるので具量は見た目より多い。
ワサビと醤油、しょうがが小袋でついてるんだがワサビと醤油を付けること自体発想として違うところがあるのでちょっとだけ後ろめたさなんかも感じたりする。ただやはり単調なところがあるので助かるわけだが。
欲を言うならば酸味が強い商品だけにワサビも醤油も風味がほぼ消える(ワサビはないも同然だったような)のでもうちょっと強いものでもよかったのではといったところか。
鯛を目当てに選んだところがあるが、小鯵が一番美味いかなぁ。微差といえば微差だから身の柔らかさってのもあるんだが飽きが最もこなくて口の中が一番疲れなかった気がする。
俺が酸味耐性あんま持ってないってのもあるので大人味覚の人ならまた話は違うんだろうな。
ちなみに大宮までは見たことある風景ではあるんだが上野のまわりとか赤羽抜けたとことかさいたま新都心のあたりとかこんなとこ通ってたんだなーっての知れて結構楽しかったぞ。
車内にはいつも通り、電話台もある。携帯の電波が不通になろうとも生きていてくれる連絡手段、ただしテレカの販売はございません。度数も大きいしなぁ……。
中途半端に残ると後が困るもんな、あまりに財布の中で放っておくと磁気が飛ぶとか聞いた覚えがあるのでたまに通したりしておくといいらしいぞ!どうしてテレカはQUOカードと併用させてくれなかったのか、ICカードといいそういうとこだよ。
なんかすごい無駄に長い廊下にトイレとゴミ箱と洗面台がありましてなんでこんなに長いんだ。
抜けたとこにあるのは隣の車両なんだが、このように中1階というか地上階というかMFというかそんなところもある。ここが座席的には1番広いんじゃないかな。
お手洗いに入らなくても手を洗うことはできる。こういうの、飛行機にはないので実に助かる。新幹線はいいぞ。
トイレ内には座面拭きのシートもある。こういうところにまわせる予算はまだあるということだなとどこか安心する。寧ろ予算なかったら車両続投するよな。
あとスターフライヤー的考えからいくと盗難がないってところとか、安心する。
トイレ内はいつもの感じっすよ。ここは変えようがないだろ多分。
手を洗うところはこじんまり。
もう少し歩き続けてみると車両挟んでいきなり壁があってなんだこれってなるんだが、裏面は電話エリアだったかな。
席次どうなってるのかよくわからなかったんだがこうらしい。1Fそんなに席あったか……?
車内販売はこのようにカウンターで。観光列車にはよくあるやつだな、新幹線でやってるのって今はどのくらいあるんだろうか。
殿様客というわけではないが他のお客様への迷惑なども考えるとどうしても移動販売がメインとなってしまうだろう、揺れる中で移動するのも荷物を放置するのも景色を見る余裕がなくなるのも大変だがこれはこれで嫌いじゃない。
カウンターの目の前にはAED。
スジャータスゴイカタイアイスは今回はやめておいて新潟っぽいやつにしてみた。この時点であと1駅とかそういうところは考えてはいけない。
生キャラメル的なコテッコテさで米粒の感触もあってショリショリしてて、でもジェラートってほど濃厚でもないかな?って感想だな。
悪い言い方をすると冷凍って感じで。冷凍庫に長いこと入れてやけちゃったやつとかを思い出してしまって俺はあまり……好きではないかな……。米の匂いなのか、フロンの匂いなのか、俺は何を食べてるのか、と。
あくまで個人的な意見だし俺が偶然にもそれっぽいの引いたのかもしれないので実際どうかはお試しください。本当に単純に匂いが移ったのか商品がそういうものなのかわからなくて何とも言えない。鼻にヌッときた。
でもこれにわさびアイス混ぜたらかなり合うんだろうなってのもわかるので北陸と共にいただきたいものだった。どっちもつぶつぶジェラートにしてさ。
などとしていたら対向からやってきた函館パープル!やっと見つけたパープル!お前希少種だったんだな!!実際お前函館行けてるのか?
右手の車窓を見ていたんだが大宮抜けてから突然の車社会に驚いたり、やはり名の知れた駅は都会だなと思ったり。
何者なのかよくわからない727って書いた看板はこっちにもあるんだなぁって思ったりとそんな感じで。高崎停まってる間の斜めっぷりがある意味面白かった。
風景は飽きるかと言われるとやっぱり田舎だと何秒も同じような状態を見ることになるからつまらないところもあるにはあるが、山が近付いてくるのとか長野みたいだなって思ったり、そもそも静岡横断に比べたら見るところあるから新幹線も鈍行も1回静岡クリアしておけば大概楽しめるし路線図持ってたらさらに楽しめるから飽きはしなかったかなー。
ということで到着。全体的に「推しが尊すぎてつらい」を実感した旅だったが高崎こえてからほぼトンネルだったのは忘れないだろう。トンネルを抜ければじゃねーよ風景が一切ないじゃねーか!!山とはいえまさかここまでとは、駅到着時を逃すと風景が見れない。つらい。
あと、のぞみで酔う奴は酔うんじゃないかなと思いました。結構揺れる……。