湯沢ホテルニューオータニ


新潟越後湯沢の湯沢ホテルニューオータニさん。

立地
駅から7分くらいかな、道中にセブンイレブンあり。主要道路だし観光地だから大丈夫とは思うけど積雪量が多いともうちょっと時間がかかるかもしれない。
付近に飲食店はそこそこあるけど個人店ばかりなので営業時間には注意。特に朝飯を食べるところがない。

道順
まっすぐいってまっすぐいって左折して坂上って到着!しか言いようがない。
駅周りに大きな建物はないので外見写真だけ確認して向かえば楽に辿り着くはずだ。入口が山側にあるのがちょっと大回りになるが駐車場の問題かな。
坂が思いの他キツいので足腰心臓弱い人は送迎使った方がいいかもな。この辺のホテル全部坂の上になるから地味にめんどくせぇ。

部屋設備


和室10畳に板間で広々!!一番低ランクでこれだし、ここに1人で泊まれるところもポイントだよな。転がりまくっても誰も何も言わないぜ!!
部屋の匂いに関してだが、暖房や畳についたタバコの匂いはどうしても取れないものなので嫌いな人は禁煙ルーム一択だな。プランによっては禁煙希望できないようなのでそこはどれを優先するかになるな。
玄関に消臭スプレー(ファブリーズ的なやつ)が置いてあるのでそこはありがたかった。


ホテルが古いだけあって鍵も古い。これは先に知っておきたい情報だと思うんだがなぁ……。安全ではあるけど心許なくもある。




風呂はシャワーのみ。基本は大浴場に入りに行くものなんだろうな。
洗面台は2基、トイレはウォッシュレットつきで部屋に入った際の気持ちに対しては嬉しい誤算。水回りは施設の古さに対して綺麗だし、この新しさは嬉しい。


そして靴箱が異様に大容量。スキー客ってそんなに使うのか……?


備え付けの冷蔵庫は販売機能を付与されたものなので大きさに対して置場は少ない。販売自体は全て自販機に纏めたのか中身は空だ。
涼しい地域だし暖房入れてても飲み物が温かくなるほどかっていうと多分そうでもないし、冷蔵庫の出番はあまりないのかもしれない。実際俺は使わなかったし。


テレビはローカル番組ばかりなのである意味面白いが見るものが無いといえば無い。エアコンは3段階で調節可能、時期にもよるが弱でも暑い程度には暖かかったな。

施設設備
とりあえず最初に、フロントは2階。つまり入口は2階の高さにあるのだ。それだけの坂があるってことだよな、あの町。


インターネットコーナーはフロントの目の前にあって、そのすぐ近くの柱に充電コーナーもある。ケーブルは借りれるのかどうか知らないがコンセントだけとりあえず置いておきますねって感じのところ。
この近辺にwifiは飛んでるが部屋にはネット回線がない。電波の入りもちょっと弱いかな、少なくとも窓際まで行けば問題ないレベルだ。


フロント前にお土産売り場があって商品をみてるとフロントの人がレジで待機してくれる。じっくりは見れないかな……。


フロント近くで新聞もいただいていけるので必要でしたらどうぞ。


喫茶コーナーもあるがいまいちよくわからなくて使ってない。扱いとしてはラウンジなのか?

卓球台もあるはあるんだがフロント横で有料なので中々やりづらい。写真も撮りづらかったのでやめておいた。



自販機は1Fと2Fにあります。飲み物は普通価格~10円20円高いくらい。アイスは17アイスで30円高。どこのホテルもこんな感じだろうけどこの辺は外で買っておくほうがいいな。

大浴場がやはり売りだろう。男湯と女湯が時間入れ替えで異なるものなので両方入っておきたい。
残念なのは露天があるのが片方だけだから朝か夜かのどちらかでしか入れないところか。あと目の前のホテルから露天風呂は見えるっちゃ見える。湯船は屋根ついてるからいいけどわざわざ晴天の直下に入ると多分丸見え。あちらさんの方が後から建ってるっぽいししゃーないとこではある。
脱衣所の中に1台洗濯機があるので洗濯する場合はこちらへ。洗剤は販売があるようだった。
石鹸からボディソシャンプーリンスからクレンジングオイル化粧液乳液オールインワンジェルシェービングフォーム育毛剤ピーリングゲルとオイルリンス?消耗品がとにかく充実してた。くしもスパ銭とかで見るような除菌方法の棚に入ってるぞ。
そういう点では荷物少なくていいことなんだが各アメニティから酒粕的な匂いが度々してたのでアルコールダメな人は使うの避けたほうが安心かもしれん。
塗るグルコサミンとは一体……。




大浴場までの道中と入り口にマッサージが置いてあるが有料のものと無料のものがある。全身は有料、足のみのものは有料無料あるって感じだな。


温泉施設にたまによくある体脂肪とか血液の健康とかを調べる100円くらいの機械は端に追いやられている。

3階がレクリエーション施設とか書いてあったけど別になんもない大広間って感じだったので見るとこは1F2Fくらいか。

アメニティ



お茶菓子の笹雪がひとつ、緑茶とほうじ茶。ポットにお湯満タンと水も満タン。
コップもグラスも4個くらいあったのでゆったりとしたお茶タイムは楽しめる。



浴衣は4サイズだったか、最初はMサイズがあるが合わなければ廊下にあるものを使用可。タオルはバスタオルとフェイスタオルが1枚ずつ。
半纏があるので折角だから着るといい。



ドライヤーがあってシャンプーとかリンスとかボディーソープは備え付けで、コップがいっぱいあってようは普通に旅館してる程度の部屋設備。こういう金庫って出せなくなる可能性をわずかでも考えてしまうと使うの躊躇っちゃうんだよなぁ……鍵自体を渡されたのでそういうことはまずないわけだが。
青竹踏みとか肩こりマッサージのやつとか置いてあって安定した雰囲気はある。
歯ブラシとくし、コットンにシャワーキャップ使い切りのマウスウォッシュがあったりするのがなんかオシャレだ。

価格
入湯税あわせて8000円。これでも時期的には安い方なはず。
HPで予約したらオマケをつけれるってことで物販とかで使える500円券を選択して実質7500円かな。

5000円を超えると消費税が猛威を振るっていくな。財布が痛いぜ。

総評
いいところ
やはり風呂設備ではないだろうか。なんだかんだで露天風呂を併設しているホテルは少ない。下手すると合宿所みたいな宿になる地域だしな。付近に立ち寄り湯も多いが、どうせなら宿でじっくりまったりしたいところだし設備として存在するのがありがたい。
フロントスタッフさんの物腰や気の利かせ方なども良い感じのところで、外観こそ普通のホテルだけど適度に古き良きところだと思う。時代の節目を感じるというか。

温泉地域に来てるんだからネットは捨てろって意味ではネット環境がないのは利点ではないだろうか。悪いのはネット廃人な自分なわけだしゆっくりしたいなら見ないでおくべきアイテムだしな。

このレベルで冬場に単身宿泊をさせてくれるのは本当に助かるんだよなぁ……。

悪いところ

窓からの羨望はあまりよろしくない。新幹線側と山側があるんだが、山側はホテルとかであまり開けてられないし新幹線側もなんだかんだでMAX退役したら見えないんじゃないか?

古い建物だからってのが主な理由だが上の部屋の音がダイレクトに聞こえてくるので、そういうところはあまりだな。
建物とか場所的なとこからやっぱ学生さんが使うことがある宿だろうし、かち合うかどうかって結構重要なところかも。