“どうせ”、という言葉が苦手だ。
というか、最近苦手になった。どちらかというと嫌い寄り。
この言葉は「これまでの積み重ねでそういう印象を貴方に持っている」という意味を持つが、決して目上に使うことは無いし、何よりネガティブなものだ。
育ってきた環境や取り巻く人間で言葉の重さは違うだろう。軽率に使う人なんてごまんといる。身内話で他所の施設についてなんて口を衝いて出るくらい。
だが、この言葉を見下してない相手に対しても使っているか?
少なくともこの言葉を付ける内容に対しては、下に見ている部分があるんじゃないか?
俺は“どうせ”については嫌味な言葉だから、使う時は嫌味ったらしく使うことにしている。
というかここ一年くらい嫌味として使っている。俺は覚悟の上だが、君はどうだ?
自身を見下して自分に対して言ってる人もいるが、それについても俺はNOを唱えていきたい。自分で自分を卑下する言葉なんて使わないのが一番だから。
当てつけで使う奴もいるが、そっちもNOだな。俺の用途はこれ寄りなわけだが。
単純に同席者に失礼というのもあるが、そうでなくともこういう言葉のそういう使い方は訴えかけたい相手以外も巻き込んで不快を生み出すから、利点が無い。なんなら見放されるからマジで利点がない。
軽口だとか冗談だとか、そういう意見もあるだろう。
だが、ネガティブな言葉に軽いものなんて存在しない。場の雰囲気を壊さないために笑って流してくれたり言い返してこないだけで、基本は相手を傷つける単語だ。
言われた側は「あなたにとって自分はその程度の相手なんですね」と距離を置く理由になる。果たしてそれは互いにとって良いことだろうか?
そして距離を置く理由をわざわざ話してくれるほど、相手は心を開いているだろうか。
ネガティブ言葉なんて狩れば狩るだけ出てくるし増えるものだとはわかっているが、せめて口癖になってないかだけでも気に留めてみよう。一方的にではなく、お互いに。
俺だって窘められてないだけで悪い言葉なんて沢山使っている。だからお互い様じゃなくて、皆で一緒に直していく流れにできれば、世界はもっと優しくなるんじゃないかと思うんだ。
塵も積もれば山となる。じゃないけど、治し方のわからない傷なんて一つでも少ないほうがいい。悪意のつもりが無い呪いなんてかからない方がいい。
今回あえて使用したが、俺としては「わざわざ」も大分アウト寄りだと思っている。嫌味として使われる言葉だからな、「いちいち」とか「わざわざ」とか。
どちらにも言えるのが、その言葉を添えなくても成り立つってところだ。
俺みたいにお気持ちする奴なんてあまり居ないし無視すればいいんだろうが、こういうことを考える奴がいるのが面倒なのなら「余計な言葉を添えない」とすればそれだけでいい。
不必要とは言わないけど、取り立てて必須というわけでもない言葉だし、草の根活動した程度で世界から消えるようなものでもないんだから。
逆に苛立たせたければ添えまくればいい?
やめよう、そういう話は。
















