Vket2023summerに行ってきたぞ!!
(開催期間:2023年7月15日~30日)
まず最初に足を踏み入れるべきはやはりメインエントランスだろう。
未来に来たぞ!!という気持ちになる、この作り込み。
各ワールドのメイン建造物がホログラムで表示される演出が大好きなので、今後もやってほしい。
アンバサダーの方々の紹介が前回まで画像のみだったのが音声になっていたり、今いる場所にメモを残す機能が追加されたりと進化しているのがここだけで見てわかる。
パラリアルAkihabara
安定のアキバ、いつものアキバだ。
とりあえずJRのホームまで遊びにいくぞ!
入れねえ!!!!!!!!
なんと今回はリアルとの接続を試みた結果ワールドがバグってしまったらしく、世界の勇者たる俺が修復をして無事接続を完了させねばならないらしい。
進行度はゴール……というか最後で見れるようなので目についたものを進めていこう。
ねこかわいい。
バンナムは一体何を出すのかと思っていたが、5人で踊れるハレハレユカイだ。自分の姿で踊ることができ、ここのカットはどういう動きをしていたんだ?という疑問を払拭させられるだろう。
これについては踊りを覚えている方々は自動ダンスがなくとも完璧に踊ってくれるので、手動ハレハレと自動ハレハレで比べるのも楽しいかもしれないな。
同時に展示されていた水星の魔女は2Dイラストだが、これについては工数の問題じゃなくデータぶっこぬき対策だろうなぁ……。
ポリゴナルマインドさん。
なんかよくわかんねぇけど2階すげぇ好き。動く二人を是非見ていただきたい。
ARのコーナー。これは特にどこの会社がというわけじゃないのかな?
ゲームなんかでも使われてる技術だが、正直これってすごいことだと思うんだ。気付かないと気付けないのを、何も言わずに置いてるんだから。
こういう技術を使ってゲームを遊ばせてくれたり、一緒に居る人には見えないもの(ローカルという)を駆使して物語を魅せてくれるワールドがVRChatには多数存在する。
そういうものを気軽に遠くに住む友達と体験できるから、VRChatは人が集まるんだろう。
他のとこだと思いついてすぐ向かうって、情報のやりとりや行けるようにする準備があるから中々できないんだよな。
ろりぽおじさん!!!
一部界隈には親近感しか沸かないロリポおじさんがVketに遊びに来たぽ!リストラされなくてよかったな!ロリポおじさん!!
ちなみに現在のここのサーバーもロリポップだ。歴史あるぶん信頼があり、必要なものも揃っていて、SSL証明が無料で発行できるからオススメ……だが敬遠する人もいるだろうし、わからなくはない。GMOがそもそも好き嫌いあるからな。
ロリポさん、こんなメールよこしてたんだな。
ビッグカメラの位置にビッグカメラが出店するということに価値がある。俺たちはお前を待ってたんだ。
これが発展していけばTSUKUMOの位置にTSUKUMOを置けるようエリアを広げてくれるかもしれないし、ガレリアも同じく、そしてソフマップも来るかもしれない。アキバの案内をAkihabaraがするんだ。GoogleMapよりMapしてると思わないか。
正直パラリアルAkihabaraは多少重くていいから広さをしっかり見せてほしいんだよな。UDXとかローソン以来だし。
しかし馬のいるアキバというのも、こういうのでしか見れないだろうなぁ。
貴重な体験だ。
HUBもコラボがあるので出店してるが残念ながら位置がお店の場所と違うんだよな。線路の逆側は流石に難しかったか。
パラリアルFukuoka
渋谷、大阪、名古屋、札幌に続いて福岡がVketに参戦だ!
大阪は大阪駅と関空、名古屋は名古屋駅、札幌は雪まつりの大通り。そして福岡は勿論屋台街!各街の見どころがきちんと違って、日本って色々な風景があるんだなと再認識させてくれる。
スタートは空港から。
国内線を降りて荷物を受け取って、扉を出るとそこには待ち合わせの相手が。
嫌!!!!です!!!!!!!!
嫌いじゃないんだよ、君のこと。いい子だと思ってるよ。でも君を連れて行くとVRはものすっげぇ重くて進むたびにロードが遅れて酔いに繋がるんで一緒に行くことができないんだ許してくれ。
案内してくれるのは助かるが正直Akihabaraのバグなんかよりよっぽど影響与えてることを自覚して軽くなってくれ頼んだぞ。
空港の建物から出ると上空を飛んでいく飛行機、旅情を感じさせてくれる。
内部は軽く見ていくと、絶対にそんなところに出店することはないだろとしか言いようのない海辺のBEAMSだとか、いまだに何の会社かよくわかってないけどVketでやることに遊びがどんどん増えて来て謎具合だけ増していくGamerSuppsだとか。多分ドリンクの会社……だよな?
そんな感じの中で。
国境なき医師団は遊ぶことも学ぶことも怠らない。
遊ぶ人の時間をそこまで奪わず、難しい問題でもなく、その上で伝えたいことは見やすく伝える。とても地に足ついたブースだ。ヘリコプターは地に足ついてないけど。
いつもの焼津市が遊びにも手を出してて、とうとうやりやがったなという感想が湧いてくる。
気をつけろ、そこそこ時間を食うぞ。
浜松!!!!??
焼津につられてやってきたのか!?正気か静岡県!!?
凧揚げは走らないと落下する、まさに凧揚げだ。
逆に今回は泉佐野はお休み、少し寂しい。堺はいつ来るんだろうか、待ってるぞ。
あとは福岡タワーだとかペイペイドームだとか。
迷子にならない適度な作り込みでブースが設置されている。
街は基本的に豪勢な繁華街で、アキバのように冷たい感じもしなければ大阪のように下町風景でも札幌のようなお祭りの雰囲気でもない丁度いい賑わいで気持ちがいい。
名古屋?名古屋はあれはなんていうか、違うだろ。
ゴールはJR九州の博多駅だ!!
独立ワールドの写真ですまない。
なんと総勢7人で踊ることのできる櫻燕隊のアピールエリアがあり、立ち位置を選択するだけで導入部分のダンスをしてくれる。かっけぇ!!!!
駅構内は1FがPR、券売機ではランダムで3絵柄のSUGOCAが出てきて、改札を通るさいにピッすることができる。これはアキバができてから毎度ある、地味に楽しいポイントだ。
無限に出てくるわけじゃないので、出てこなくなったら新しくインスタンスを立てよう。
ホームへ続く階段はひとつだけ解放されていて、そこをのぼると目の前にやってくるSL人吉。階段をあがってドンと見える姿はわかってるとしか言いようがない。
JR東日本はホームにやってくるリアルと同じ山手線をアナウンスとともに、と、これもまた半端なくテンションが上がるものだったが、特急車両といえばホームで待ってる姿に近づくことが旅のワクワク感を盛り上げてくれるんだよな。
これだよこれ!!!
JR九州ではあえて700系でも800系でもななつぼしでもなく、九州各地に散らばる特急たちが3Dの姿で展示されている。新幹線は開通したが、これまで九州を支えてきたのは不動産と特急の面々。昔も今も変わらず愛して乗ってほしいという気持ちが伝わってくる。
……っつーかこれ、力の入れ具合半端ないんだが。
他の駅の時は大概一編成だった記憶があるが、外見も内面もしっかり作ったのを複数とは。
西鉄さんの車両もあるが、こちらは西鉄さんが作ったのかな?
こちらもこちらで親しみがある風景に、企業・自社だからこその細かさや、ぼかしの無い再現具合で大満足だ。
ちなみに西鉄さんはFukuoka内でバスも走らせている。どんな場所でも走行するのは西鉄の拘りか。
ところでこのJRシリーズ、なんとかして残せないものか。
東日本がバーチャルアキバを別所で普段から解放してるのは知っているが、それはVRで入れないから没入感が違うんだよなぁ。
パラリアルLasVegas
ぎんぎらぎん。
ラスベガスといえば行ったことはないがホテルの端から端まで1kmはゆうにあると聞くスケールのおかしい街。カジノが有名だがカジノで遊ばずともショーを眺めたり観光するだけでとても楽しいと聞く。観光するにも徒歩距離が多分ヤバい。
そんなベガスをギュッと濃縮した場所で、基本はお堅い企業が多いイメージだな。
すまん嘘ついた。
なんだろうな、ここだけ趣きが違って、とてつもなく遊んでるんだが。
他が基本ちゃんとしてるから浮いてるっていうか、でも他のワールドのほうがいいかと言われるとベガスがピッタリというか、逆にこれを基準に企業設置してもよかったんじゃねってくらいのテンションなんだが、他のところもここと同等のがあるかと言われると独走されてて存在しないというか。異質だな。
カップラーメンの製造について学ぶことができるエリアにゲームが付属されている。
5分ほどで終わらせることもできるし、1時間遊ぶこともできる。友達と向かったら1時間コースだし、何周かしたくなる。俗にいう時間泥棒だな。
キオクシアでもゲーム要素がある、所要時間は10分ほどだろうか。丁度いい尺だ。
お前に言ってんだぞ日清。
リテイクできるので難しくはないが、音に関する出題があるのでそこで詰まる人はいるだろう。
VRChatは耳の聞こえない人も遊んでいる場所なので、そういう人が取り残されるのは悲しいことだな。
俺としてはカーソルが白かったので背景と同化してどれを選択してるかわからなかったところがよくないなぁと思ったな。Vketのメニューのカーソルとも違う色なので設定すれば解決しそうだ。
フキダシの位置もVRだと随分下にでるのでどこを見ればいいのかさっぱりで、もう少し上だとありがたいが……デスクトップとの兼ね合いもあるから難しいか。
ロート、ほぼ全面ガラス張りで外階段というところに表参道の某シャネルの店舗を思い浮かべてしまう。
アバターは置くだけの状態が多い中で自社Vを常駐させて、一か所に固定させずきちんと案内をしてもらう形になっているのはこれまでの積み重ねとVtuberという活動あってのことだろう。
しかも自分の姿に置き換えて朝の準備をする動画を見てもらう、という謎の技術。マジで謎なんだがこれどうなってるんだ?アバターがリアルタイムで動くならわかるが、動画?動画のていをした別の何かなのか?
リアルタイム生成1分間動画、活用できるのでもっと広めていただきたい。
湖池屋は、お前はもうちょっとはっちゃけられる会社だろう?という認識なので、もうちょっとはっちゃけてほしい。
日清までとは言わん。日清までとは言わん。ベルクまでとも言わん。
あの2社はおかしい。
ケンウッドは遠くからでも見える蓄音機が目印だ。綺麗なところなので眺めるだけでも価値がある。
内部ではボーダーを跳んで避けるリズムゲームがある。足元見ながら避けるべきなのかどうか、ジャンプ時間に猶予はあるものの死ぬ人は速攻で死ぬゲームだ。
広瀬すずさんが全面的に絡んでいる企業なので、すずさんファンは全てのコンテンツを触った方がいい。どこで喋りが始まるかわかったものではない。しかも2週間だけのコンテンツだぞ。
オタクやってると一分一秒その時だけに発生する出来事やMCが多いので2週間は見れる期間としては長いのかもしれないがスマホでは来れない場所だしチケットとは違い自分の努力だけで手に入れられる環境においての新規音声は貴重かつありがたいものだししかも他の誰かに邪魔されることのない場を作れるので歓声みたいなのも乗らないし他の人に話をしているていでもないものが聞けるわけでサラウンドではないのは残念だがここでしか聞けない内容だってんなら聞き逃す選択肢はない全力で浴びていけ。
ケンウッドを右手にヘアピンカーブしてみると、ちょっとわかりづらいがルートが続いていて、その先にゴールこと他ワールドへのポータルがある。俺は正直ケンウッドのどん詰まりで終わりだと思ってた。
ゴール前にここまで稼いだ金を0にするかカンストさせるか賭けれるオモチャがあるんだが、何故かとても尺を食う。3分くらい見てていい。
企業ブースはこんな感じだろうか。
これにさらに一般のブースもあるんだから、毎度きちんと見るには時間が足りないイベントだな。2週間しか開催してないのはキツいぜ。
これでも言及してない企業さんもあるからな。
写真が多すぎて載せきれないと思ったところは流石に切らせていただいた。誠に申し訳ない。
一部企業は酔いそうで触れもしなくて、地にこすりつけるレベルでの土下座をせねばなるまい。VRChatはただでさえ酔いやすいので警戒してて、ごめんな。
展示のみの企業に内容もガッツリある企業、エリアをワープさせてでも全力を出し切ろうとする企業もあって、リアルでできないことをして皆にアピールしたい!!という熱い思いがビンビンに伝わってくる。
今回しか出ないところもあれば次回は別のギミックを仕込んでくる企業もあり、規模を縮小するところもあれば大きくするところもあって、今でしか味わえない世界だ。
2週間だけということもあり、都合や体調で中々見に行けない人も多いだろう。特に企業ブースは復刻というものもないので、無理を押してでもという人が少なくない。
そんななかでも無理をせず、自分の状況と相談して見に行っていただけると幸いだ。
なお、29日と30日に秋葉原でリアルイベントがあるから、気になる人はそちらも要チェックだ!!