君もまた選択者


スタートは産まれた時点で皆同じで、今というゴールは当たり前に違って、それでも仲良くなれるんだから結局自分がどうしたいかだよ。
俺たちが手を取り合う理由は似てるからじゃなくて、そうしたいからだろ?

俺の中にもある嫌い


自分のことは好きなんだが、自分を構築する成分の部分部分に嫌いがある。
自己を否定したいわけじゃないんだが自己を作り出してるものが嫌いだった場合俺はどこまでを自分オリジナルだと認識すればいいのか。それさえなければ悩むことはないのに、と。

赤の他人が原因だったら切り離すことができるのに、自分の中に嫌悪が垣間見えると離れることすらできないし、許すことができないものほど人生のしこりになる。
それらを考える時間が無くなるくらいの何かを得るのが救いだろうな。

生まれや育ちに対しての不満で死ぬって選択肢は、これまでに出会った人たちの否定でもあるのでそれだけは選べない。
過去によって作られた人格に不満があるならそれは変えれるものであって、自分の努力でなんとかなるはずだから。
努力でなんともならないことに対しては、その行為を否定するわけにはいかないけれど。

転生するっきゃない


今から変えられるものもあるけど、それを望むときりがないからそうもいかない。
きりがないものに対して、どのくらい妥協できるかが重要なんじゃないかって最近思わないでもない。早く言うと諦めだが。

動物の譲渡について、年齢で断られるのは寿命的にわからなくもないんだが、性別で断られるのはなんでなんすかね。
虐待をする比率が云々とか言ってしまうとファッションとして飼ったり無知でアロマ焚いたりするのも虐待なんだから、そこもカウントしないとフェアじゃないだろ。
最近は性別関係なしにしてくれてるところも増えたらしいがな。

意見を聞きに


損したことは無いけど人生ガラッと変わってただろうなとは思うが。
家族構成が変わるってとこに照準置いたら本当にかなり変わるので、俺は男に生まれたから今ここに居てこれをしてるんだろうなってのは思わんでもない。

飯原君はこのへんからこここここのへんまでを考えると、そりゃ違うだろうな。

大丈夫、なんとかなるよ


過去は捨てられないものじゃない。
自分だけ持ってれば結構なんとかなる。
捨てたいものが今の自分を形成するものだとしても、それだけで君が成り立ってるわけじゃないんだ。
だから、苦しんでまで抱えないで。

君を見てる人がいること


辿り着いたそこが妥協でも、誰かにとっては輝いてるんだって知ってほしい。
そしたらきっと、ずっと、もっと、自分を好きになれるから。

あなたが「ここまでしか来れなかった」と悩むその場所は、もう二度とそれより下にいくことはなくて。それより上に行くための地面がそこにあって。
これ以上頑張れないかもしれない。頑張らないって選択をしても非難されることでもない。
でもそこは、ゴールじゃなくてスタートラインなんだ。
ゆっくりでも、歩いてでも、這ってでも、進めるならなんでもいい。一歩でも、少しでも。
きっとその先で、もっと居心地のいい場所が待ってるよ。

助けて


幸せにだって言い訳がある。
自分を騙すための言い訳が。

でもそれで騙せなくなったら。
誰にも頼れず抱えるのは氷に乗って湖の真ん中まで流されたみたいに不安で怖くて、どうすればいいのかわからない。