を、少し前に見てきた。コトリバコ系と言うので、それに釣られた形になるがザックリ言うと
因果がわからん。
いや、わかるんだ。わかるんだよ、ランダムポップってのは。
2度目の当選おめでとうございますってのは。
でも解呪を試みようとするなら強めの因果があってもよかったんじゃないかなってモヤが残る。
コトリバコも一応因果が関係者にあっただろ。だからそういうのがあるんだろうと少し期待してしまうんだろうな。
それでさらに運命的な遭遇だってんだから縁強いものだと思うだろ。なのに何も、何も見えない。俺はどこを向いているんだってくらい見えない。ここはどこだ、匣の中だ。
でも思ったよりちゃんとホラーしてたぞ。「あれ?」って思うところや、違和感を覚えるところはきちんと直後に結果を描写してくれていた。
だが、決してしつこくない描き方だったので脳裏に残ってずっと怖いってわけでもないから安心だ!
主要キャラの人格を掴む前に進んでしまうのが合わないってのはありそうだ。愛情深いとか勇敢とか、過去や家族関係に何かあったのを明確に描写してくれるって感じじゃないので、ぼーっと見る形になってしまう。
痛い描写は直接的じゃない。
……と言ってしまうと嘘だな。直接的ではあるが距離を置いたりぼかしたりしてくれるので、グロ耐性が多少あれば大丈夫じゃないか?そうでなくとも先が読めるので目を背けることはできる。
切断面ですらダメってんなら避けるべきだし、虫も大いに注意だ。
ちなみにだが直接描写があるのは男だけなので男にフラグが立ったら目を背ければなんとかなる。
この映画はホラーなんだが、見る順番によって大分ホラー性が減るのではないかと思う。
俺はこれの前に鬼滅を見て、さらにその前にはアニメ鬼滅も履修していったんだが、そのBGMのひとつがこの映画の怖いシーンのBGMと同じような感じのものでどうしてもそちらがチラついてしまって怖くない。
ホラーの怖い部分は音に大きく依存するというのに、これでは駄目だ。
逆に言うとSEでは驚かせてこなかったので、耳はとても安心な作品だとも言えよう。
ホラー作品を全然見ない俺でも先を予測して避けれるくらいには気楽に見れる作品だった。
こういう系統なら犬鳴村も見れそうだな。