正答のない二択


否定したくないからこそ声に出さない、その結果誤解されて自己を否定されるのは本末転倒でそんなことがないようになればいいのにと俺も思う。
誰相手でも、どんなことでも、言えないのはそれ相応の理由があるんだよな。理解してくれる味方が、絶対に裏切らない味方が居てやっとできることだ。それを不誠実と言われるとちょっとつらい。

逃げた先が茨の藪の中ということはなく、振り返ってみれば出てこれないほど棘だらけでもう戻れないものってあると思う。
道具も何もない自分の力で切り開くのは骨が折れて、諦めてそこにいることを望んでしまう。よくないことだとわかっていても。
真っ暗な闇の中じゃなくて、隙間から誰かとやりとりできる場所だからこそそれでいいと考えてしまうんだろうけれど、これでいいやって考えでがんじがらめになってしまうと救ってくれる人という名の後ろ盾の重要さを痛感するな。