おいしい魔法

ハロウィンですね!
ハロウィンといえば魔物や魔族ですよ!魔法使いですよ!
そしてカボチャですよ!!
ニシンいわしとカボチャのパイ作るぞー!!!

うちにはあんな素晴らしい窯や陶器の入れ物などはないので普通にタルトとかで使うやつに入れることにする。
うちっていうか実家なんだけど。
単身の野郎の家にそうそうないだろガスオーブンなんざ。
お菓子趣味でいいの買っちゃった奴知ってるけど、そうそうないだろ。俺も欲しい。


ということでまずは材料!
パイシートが買った直後に少し安いのを見つけてしょんぼり。
カボチャは半分使ってます。撮るの忘れてて途中になっちゃったけど問題あるまい。
ソースはパスタソースでもいいらしいんだけど、鮭入ってたり肉入ってたりでメインを邪魔するので普通にレトルト手作り。


まずはカボチャを切ってラップして5分ほどレンチン。
柔らかくなったら思い切り潰していく。裏ごしなにそれめんどくさい。
皮を少し残すのは俺のジャスティス。


たまねぎを切ってバター15gほど突っ込んで……。


しんなりするまで炒めたら牛乳250ml投入。
容器に対して多すぎた感があるので蒸発させながらホワイトソースの元も入れてぐつぐつ。
イチから作るとコンソメとか生クリームとか色々買い足すのが増えるから楽なことを第一に。
多分それすると味覇突っ込むだろうし。色々台無しになる。


パイ生地を伸ばして、バターを塗っておいた型に入れていく。
……のを写真に撮り忘れる。
大体こんな適当に切り貼りして押し付けてる。
伸ばさなきゃ足りないから伸ばしたんだけど、本来そのまま使うもんなのかは知らん。


カボチャを敷き詰めたら……。


オイルサーディンをつっこんで。
オイルサーディンってぼろぼろ崩れるのな。もう諦めてバラバラにしてやったわフハハ。
残してもなんなので丸々突っ込んだ。よんひゃくえんとんだ。


ホワイトソースつっこんで。
順番逆だっけ?とか思ったけどメモすら見てない。一応手順はメモしたんだけど見てない。何のためのメモだ。
パイ生地で蓋して210度で30分(に設定したけど20分も焼いてない)。


焼きあがったのがこちら。
パイの一部をくりぬいてカボチャつっこみました。
突っ込まないとソース丸見えでダサかったのでつい。


断面はこんなかんじで。
いただきまーす!

 

ホワイトソースとオイルサーディンの合うことったら……。
しかもパイがそれをうまいことまとめて飯らしくなってる。
だけどソースが濃すぎてフィリングに染みなかったな。カボチャの味がけされていく。すっげぇほのかな甘みだけ。
ソースは薄いくらいでよかったんだなぁ。
もしくはカボチャをもっと濃くか。

これが苦手とか言う孫娘が理解できない。
ニシンを頭から突っ込んだパイの方ならわからんでもないけど。
単純にカボチャ苦手なんだろうなぁ。でもカボチャじゃなくてもよさげなんだよな、これ。
俺の作ったのが少なすぎて、本来もっとカボチャの甘みを楽しめるものなのかもしれないけど。
あのサイズなら結構な量入ってそうだしな。その分苦手な人には受け付けられないもんになりそう。

こういうのって生地やソースから全部手作りしようって思わなきゃ軽く作れるもんなんだな。
調理時間30分かかってないし、焼き時間入れても1時間ないんだよなぁ。
別に、全部手作りにした方が安いわけでもないんでパッパとするならこれで充分な気はする。
一番の問題はオーブンだよ……俺未だに電子レンジのオーブン機能使ったことないんだけど。
魔女宅の作中でばーちゃんが言ってたのもわかる気がする。
ガスオーブン自体も電気は使ってるけど、全部電気のやつとどっちがいい?ってったらガス選ぶ。
これは幼少からの洗脳みたいなとこがあるよな。
全然ガス機能使ってないなら要らないわけだし。
ああ、置き場とあぶく銭があれば……。
神様仏様サタン様デーモン様、うちにガスオーブンと設置場所をください。
短冊に書いてカボチャの蔓に結んでおけばいいんだよな!
我は求め訴えたりー!!


皆さんも、よいハロウィンをお過ごしください。