スカイライナー(2013.7/21)

今月いっぱいで終わるけど、終わるからこそ乗ってきた。
思えば初めてWILLERさんを使った日、まだラウンジがなかった頃。
なんばから大阪駅に向かうのに使ったシャトルバスがこれだった。
2階建ての3列シート、開けた視界はドキドキワクワクを与えてくれた。
いつか乗ろう、いつか乗りたい。こんなシャトルとしてではなく、夜行便として。

まずはOCATからシャトルバス。
出発地点が変わったのでどんなバスがくるか楽しみだぜってことで、あえて大阪駅までは行かずっていうか大阪駅までいくより楽だから基本ミナミ使う。


OCATの出発案内に表示されるのも新鮮な気分だな。
ちなみに23時45分のが出たらあとは夜行1つ出るだけでOCATの営業は終了。
施設内はもっと前から閉まってて、1Fのダイソーは22時半時点ではシャッターが降りていた。
地下店舗はかろうじ開いてるな。

OCATは付近にMaxvalue、地下で繋がった隣にスーパーのライフがあるので飲み物はこの辺で調達。


点呼場所には看板があってわかりやすい。


バスはまさかの市バススタイル。
府内移動も請け負っているけれど、まさか本当にこんなバスを作っているとは。
大阪市は緑や水色のラインだけど、こちらはWILLERらしくピンク。
座席もピンクなあたりがブレない。
丁寧に30分ほどかけて大阪駅のWILLERバスターミナルへ。
スカイライナーに乗り換えだ!


ベンツの車体に未来的なデザインのシート。

さて、申し込み当時余裕のあった座席はまさかの満席。
ぎゅうぎゅうと詰められてバスは走り出す。
ルートは草津→(確認できなかったけど恐らく)浜松(でなければ浜名湖)→海老名。


座席にドリンクホルダーはなく、机と網のみ。
バスというより飛行機のような設備のシートである。
また、長いこと使っているからか網のゴムはゆるゆるでジュースが入るが落ちそうでちょっと怖いくらい。

2-1並びの座席だけど、椅子自体に肘掛が設置されており隣とは距離が取れる。
また、肘掛自体も下ろすことができるので横に関しては広々だ。
さらに大きなポイントとして、壁と椅子の距離が離れているので壁側に対しても広いというところ。
他のシートより大分余裕があるのが感じられる。

トランクがないので大きな荷物は1階に置いておくことになる。
だが座席上部の物入れもかなり小さいので、足元に置けないサイズの荷物の扱いは難しい。
座席について横が広いといったが、それはつまり通路が狭くなるということでもあるので通路に出しておくこともできず。
荷物はできるだけコンパクトに纏めるか、いっそ大きなトランクを持っていって1階に置いておくかだ。

カーテンが薄く、外の光がとても気になる。
4列シートの安い便より薄いと言っても良いだろう。
アイマスクがないと外灯が気になるな。


さらにこのバス、どうやら先頭の窓にはカーテン自体が無いらしく、前の方に乗ると眩しくて寝れないってことになってもおかしくはない。


トイレがついているが、狭いのでこのくらいしか写真撮れない。
緑基調の古めのタイプで、扉の開閉が難しい。
だいぶ力が必要で、鍵閉まってるんじゃないかと疑うほど。
外からはレバータイプのドアノブだからまだいいんだが、内側は丸いタイプなので力が入らず、入ってもこれでいいのかと悩み続け。
いっそこのままずっとトイレに閉じ込められるのではないかと恐怖を覚える程度に開けづらかった。
非力な人は使っちゃいけないと思った。かなり本気で。



席の前後間隔はそこそこそれなりに。腕は伸ばせる。
だけど足元は流石に狭いので外に出づらかったな。
分割されてない窓際席つらい。あと、リクライニングが窓際席固いみたいでちょっと気になった。

座り心地はあまりよろしくない。
短距離ならいいんだけども、長距離だと固いからケツが痛くて痛くて、置いてあったブランケットずっと敷いてた。
柔らかいのはダメ!スタンダードの柔らかさですらも無理!って人には合いそうだったな。
最後尾席にあたったけど、座席が壁に当たるので最後まで倒せないようだった。

 


全体的に力の必要なバスだなぁって印象でした。
あと、とにかく眩しい。

天井にあったイヤホンジャックは飾りでした。