狩猟音楽祭2012

行ってきました。
5月のDQに続いて二度目のゲーム音楽オケ。
会場は三宮にあります神戸国際会館こくさいホール。駅歩3分。
周りにはそれっぽい装飾、早く言えばアイルーのバッジやら鞄やらの女子がちらほら。男子はあまり装飾なかったな。

長いエスカレーターを抜けて入ったホールには、舞台最奥にスクリーン。
スクリーンには狩猟音楽祭2012の文字。
貰った冊子類にリストがなかったりしたので、この時点でワクワクは止まらない。

開場。
まずはオケに先駆けて、スクリーンに映像が。
さすがに常時は流れないが、閑話休題の後や部の変わった時に使用される。
そしてさらに、演奏が始まると曲目とゲームのロゴが映される。
ロゴがなくとも風景や情景が浮かんでくるのでどれに出た曲かは余裕でわかるという人も多いだろう。

スクリーンの有効活用も良いが、特徴的なのがライト効果。
上下にあるライトを使って様々な模様・色を曲にあわせて使っていて雰囲気に合っていた。
広さとスクリーンと駅距離で開場を選んで、ライトはついで利用だと思うが効果的だな。

5月のDQと比べて。
DQの作曲時代とは音の限界が大きく異なること、そしてMHは元音源がオケ重視であることから再現性はバッチリというのは予想に容易いだろう。
そして同時に想像できるだろうが、オケが大きい。音が細かい。
パッと見でわかる差はパーカッション(だよな?)の多さ。
DQは2人+ハープと兼用の人が1人だったが、今回は6人+ハープはピアノと兼用。
前回ティンパニはどうだったっけな、今回は独立だったが。確か前回も独立+なんか小さい太鼓1種兼用だったような。
こんなに多くなるのは楽曲に太鼓使用が多いってのも理由にあるだろう。全体でも60人。結構でかい規模だと思うんだがどうなんだろう?

オケって曲順も考えて作られてるんだなーってのが、どことなく理解できた。
管楽器がメインな曲が始まったら、数曲繋げても全部管楽器メインが続くように作られてたり、かと思うと間に休憩っぽい曲があったり。
パーカッションが大変な曲の後は暫く太鼓大変じゃないのにしたり。
っても、MHの曲自体ほとんどあのエリア全員出番あるんだよな。あの人数でフルとかすげぇわ。
弦楽器が終始出番あるのは当然のこととして、だ。

前半終了直前
ポッケ村のテーマが演奏されたわけだが、毛色の違う二人の若者がアコースティックと……なんてーんだろあれ。音がベース寄りのやつ。を持ってやってきた。
あまりの異色具合にどう見てもカプコン関係者なんだが説明もされずに去っていく。
でもここに出てくるってことは関係者だし……ただのファンなアーティストが気軽に来れるとも思わないし。
と悩んでいたら2部冒頭でご紹介。どう見ても作曲関連です本当にありがとうございました。
サウンドディレクターさんとコンポーザーさんだそうだ。
しかしこの二人の服装、ガイアがもっと輝けと囁いている。

2部の頭にゲストの方々の対話……というか軽い漫才になってるやりとりが見れる。
辻本さんって……失礼ですけど軽く天然ですよね……?
いや、頑張ってるんだ。頑張ってるんだけどなんていうか、滲み出てるというか。
嵐の山まで聞いて嵐山想像せずに六甲山持ってくるとか。それとも兵庫人に気を使ったのか?
あ、いや、それを置いておくにしても、だ。うん。

2部はずっとMH3系のターン。
3といえば、最後の話になるがやはり「生命ある者へ」だよな。
人間の踏み入れる前の自然と、共存する生き物たち。
これまでのシリーズ通して様々な世界を見て何を考えて、どう生きればいいのか。
そういうのが頭の中を駆け巡って、自分が生きるために必要な物と、残していかなくちゃいけない物とか、そういうのも色々考えてグッときてしまう。
泣く予定はなかったのに涙を堪えている自分がいて、音楽ってやっぱすごいな。
3だけで考えると細かい音多くて「やめたげてよぉ!!」って言いたかったくらいだが。

 

総合した感想は、あと2回は見たい!!
今回は座席が下すぎたので、今度は上のほうから見たいな。
音を楽しんで満喫するための1回と、誰がどう動いてるのか見るための1回が欲しい。
一応数箇所でやってて指揮は同じようだが、楽団が違うことでどこまで変わるのかな?
できれば同じ楽団で見たいのに何故一回なんだ。

 

しかしやはり小学生が3DS開いてるのを見るとモヤモヤ。
3DSで制限解除されたわけじゃないはずなんだがなぁ。
レーディングって何の為にあるんだろうな。
会社は規制してんだからさ、親が許しちゃだめなんだよ本当は。
動物ぶっ殺すのはよくて、人間に近いゾンビや狂った奴を殺すゲームは禁止するのか?おかしいだろ。
何かに危害を加えることに大小なんてないんだから、対応は統一しろよ。
レーディング指定ある作品だけがゲームじゃないし、そういうゲームしか買い与えられないわけじゃないだろうが。
レーディングCって谷間とパンチラだろ?そういうのを甘やかして買い与えてるって親としてどうよ。
子供が欲しがるのはしょうがないからさ、親がどうするかきちんと考えて欲しいもんだ。
本人が自分から買ったとしても「自分の金だからいい」じゃなくてさ、大切なのはそこじゃないってこと教えて、一緒に楽しまないでいて欲しい。奪い取れとかそういうのは違うから言わないけど、容認しちゃダメだ。
音楽聞きに来てるのは一切全く問題ないよ。その手で遊んでるってことが問題なんだよ。わかってくれよ。

ところで俺、3DSを「さんどす」って言ってるので、この場ではややこしくて呼び方に困る。
もっと通じて欲しいので広めてください。さんどす。