帰路

出国予定時間から暫く経過しました。
管制塔に向けて離陸許可をお願いしたのですが、事務作業が追いつかず未だに許可が出ません。
さっさと飛んで欲しい。俺の覚悟が無駄になる前に。

 

はい、ということで30分遅れの離陸、帰りの飛行機内なう。
フライト時間は9時間。
帰りは行きよりちょっと細かい説明とか、BGMとかないかなーって感じ。

基本的にここは風向きが変わらないのかな。
南東から吹く風なので、南東に向かって飛び立ちます。
行きと同じ風向きなので想像は簡単。
ただ、ターミナルが結構南側にあるっぽいので結構な距離を滑走路まで動く。
体感10分くらい。
残念ながら中央座席だったので道順はわからず。
ターミナルの中央北寄りの出発口でこれだから、もっと南側や東側にいる機は少し動く時間が増えるかもしれないな。

左手に海岸が見えるので、飛ぶ際に見たければ左側の席を指定するのがいい。
日本に着く際は季節で方向が変わるので季節にあわせて決める。
でも出発日みたいに逆風だったりするんで結局は運か。
チケット発券前にネットで風向き見るという手は有りだと思う。
時差的に朝の風向きだし、朝の結果が一日そのまま使われるはずだ。
北からの風なら南から着陸するし、南からの風なら北に旋回する。
自分の見たい景色を狙って席を取りたいもんだな。
席は早いもん順なので早く来ればそれだけ自由に決めれるぜ!

 

平行飛行に入ってすぐのおつまみ。


アーモンドやおかきみたいなのが入った普通の豆ミックス。
うめぇ。というか慣れた感じ。
日本で売ってるよくあるミックスナッツとはちょっと違うんだけど、俺はこっちのほうが好み。
昆布推ししてなくて、おかきに何か混ぜ物があったような。
中身も写真撮るべきだなぁ。

行きの教訓からお茶にしたけど間違えたなぁ……。

 


2時間たったところでの機内食。
ハワイから日本に飛ぶ際の機内食は統一されているようだ。
大体同じ時間に飛ぶみたいだし、行きみたいに「この便は深夜発だから夜食で軽いもの!」っていう違いをつけないみたいだな。

インゲン豆と白インゲン豆、そして鶏肉がカレーの味付けをされたメイン。
クルトンを乗せたサラダ、ドレッシングは少し癖のあるハーブドレッシング。
ケーキはチョコケーキ。すっげぇ甘い。ベリー類は入ってないクリームとスポンジとチョコのみのものっぽいな。

ホント、カレーの安定感ったらない。
辛くないので子供にも安心して食べさせられるし、豆も野菜って感じがほぼしない。
逆にいうとカレーダメな人はこの時間地獄だろうな。
ケーキは日本のケーキの倍くらいの甘さがあるから、渋いお茶とともにいただくべし。

食事後は周りの窓を全て閉めて睡眠時間。
日本着くの夜だし、外はガッツリ昼時間なんだがな。
時差ボケ対策ってなもんだろう。
外見たいんだけどなぁ。

 

暇になったのでビジュエルドでエンドレスでもしよう。

……

………………

 

……おい、画面フリーズしたぞ。

 

隣の席があいていたので移動させてもらって起動。


俺は頑張ったと思うよ……。(震える腕を抑えつつ)

別の会社の話だが、機材によってはこういうリモコンつきのバージョンも存在するんだ。
(参考機材:大韓航空A330-300だったか、同じA330系)



何故これを標準搭載しないのか。
音楽を聴いて映像を見るだけならいらないだろう。
しかし、ゲームが何故耐久力を要すものなのか。
数独だって数字入力がキーボード方式ならもっと楽にできるのに。何度もやり直ししないのに!
ゲームって項目があるならコントローラーは欲しいところだと思うんだ!
なんか他の会社も結構コントローラーなしが多いんだけど、ゲームは一日一時間ってことか。
自分で持ってこいって話でもあるとは思うけど、俺は期待したい。

 

着陸一時間半前、最後の食事が配られる。


ちょこんと袋に入った1セット。
布バリエーションが3色あるって噂なんだが。


食事の内容はサンドウィッチ。
鶏肉とポテトサラダが具となっている。
ちょっと癖のあるにおいがするが、おいしい。
パイナップルの柄の袋に入ったクッキーはベリー練りこみタイプだった。

なお、この際に冷たい紅茶を所望したら品切れで作るから待ってろと言われ待つこと10分程度。
来たのはまたしても暖かい紅茶だった。お茶リクエスト結果がいろいろおかしい。(行きの飛行機参照)

 

食事を終えて30分後、シートベルトサインが出て全ての提供サービスが終了する。
紀伊半島が見えてから1時間と長いけれど、あとは着陸を待つのみだ。

ちなみに日本の付近に来てからはずっとシートベルトサインが点灯する。
風速は200km前後。
何もない海上で70kmほどなので、山があることによってどれだけ風の向きが変化するかということがわかる。
天気図で海上は低やら高やらの文字があまりないけれど、遮蔽物がないからなんだなってのを理解できた。
今回はほとんど海上を通る離島に向けての旅だったからいいものの、ロシアの上なんか通ってる飛行機は常時強風の中なんだろうか?
もしそうだとすると、操縦士さんはもっと大変なんだろうな。

右手に富士山が見えるはずなんだが、シートベルトサインとか……。睡眠のためのブラインド閉めとか……。
扉のところからすら外が見れなかった。頼めば開けてくれるのだろうか?
富士山見たいって人は右席で。
別に東京行くだけでも見れるよって言ったらそこまでなんだがな。

 

18:35頃無事帰国。
18:10がハワイアン航空の登録された標準着陸予定時刻なので、出発から考えても丁度良いくらい。

なんでいつも遅れてるのかわかった気がする。


先に言っておくけど3月は雨季です。
今年は雹が降って、予定も色々ポシャッたような季節なのでお気をつけて、本当に時期選びは気をつけて!!!

行きたい行きたいと言っている時とはガラッと変わった様子で帰国できたのが収穫。
そして来年にはまた行く気満々な姉と、来年はどうなることやら。
行く気どころか「久人ハワイに住まない?」って言いだす始末だから…。

この五日間で見事にこんがりしちまって、文字打ってるときの俺の手が他人みたい。