SKYHOPBUS乗ってみたかったのでお台場夜景ツアー!!行ったぞ!!
晴れだっていうから予約して、東京駅行って、なんで雨降ってくるんですかー!!!やだーーー!!!!
ということで写真が使い物にならない。
というか写真撮るのに夢中になると自分の経験が損なわれるので良くない。
男なら拳で語って納得させろって家訓だから画像なんて要らないんだ。やるだけやるけど。
チケットを当日購入して搭乗。このルートのみ途中下車があるのでチケットを無くすことは許されない。
では出発!!小雨とはいえ雨天に違いないので雨合羽を着用することとなる。これについてはガイドさんが配ってくれるので持ってこなくても構わない。走行前に着るのがポイントだ。
個人的にはぼかしの必要がなくなってとても助かっている。ありがとう雨合羽。
東京タワーを眺めて、少しだけ走らせた後は高速へ。
タワーの画像はぶれっぶれで全部捨てた。撮れと言う方が無理だろあんなもん。
ごうごうとした風の音を聞きながら10分ほど東京の空気を感じつつレインボーブリッジに乗り込みゆりかもめと並走をする。
ガイドさんがゆりかもめって言ったかりんかいって言ったか覚えてないけどりんかいは地下なんでゆりかもめに間違いない。
高速を抜けると台場の目印ともいえる王冠をかぶったマンションのふもとへ。
縁どられた輝きはまるで妖艶に満ちた月のようで、それを避けるかのように佇むふたつの影はまるで妙齢の姫君。足元でこちらを一瞥するいたずらな黒猫のような蒼い瞳に俺の指は、いや、俺の意思はこの情景を消すという選択肢を奪われた。
綺麗だろ?これ雨粒なんだぜ?
台場では1時間の下車観光がある。
合羽は不必要であればガイドさんが受け取って、後で新しいものをいただけるが最後の方に下車するとガイドさんの手が塞がってしまって預けづらくなるので早めに降りた方がいいだろう。
降りた後はバスは台場を走らせてるので乗り込んだら座席が濡れた状態になる。
湾岸のバスツアーっていつもそうやってどっか走ってるよなー、置き場ないのはわかるけどそこまでして下車させなくとも。
もう一度高速に乗ってレインボーブリッジを渡り銀座へ。
銀座を越えるとそのまま数寄屋橋を横目に出発地へと戻ってツアー終了だ。
こちらのツアー、チケット写真からわかるように2100円のものなのだがもの凄く簡潔に感想を言うと
乗っても乗らなくてもいいかなぁ……。
というなんとも微妙な話となる。
カメラがどうだとかいう話を捨て置いてのことなんだが。
・待合室のようなものはない。
・大体ほぼ満席、事前の席指定があり出発時に空いてても相席。
・ルートは東京タワー周辺以外行きも帰りもほぼ同じなのでどちらかで見たり撮れれば事足りてしまう
・帰りは車内(窓のふち)のライトを消されないので夜景に対してとても邪魔
・窓ガラスが半端なく邪魔なのに手を挙げてはならないし、景色に窓の縁がモロ被りする。(夜景観光でこれは致命的)
開放型バスでレインボーブリッジを通るためなら惜しくないぜって人なら乗るべきだと思う。
でもそうでないのなら、車窓じゃないと見れない風景なんて全然ない。それこそレインボーブリッジくらいなので電車で移動して好きなだけ好きな角度から撮ったほうがいい。
バスの出発時間に追われて何もできない台場観光をするくらいならバス代分を鉄道やバスに落として個人観光したほうが満喫できる。
それに個人観光なら雨降ったらやめるって手段が躊躇いなく取れるからな!雨降ったから人少ないだろうなんてこと全くなかったぜ!!
あとは付帯サービスとしての解説があるくらいなのでそれが欲しいかどうか。英語ガイドもあるようだが英語しかないのかな?風の音で日本語ガイドすら聞こえないところが多々あるのでそこが惜しい。
後ろからガイドさんが見てらっしゃるのでタワー周辺で森ビル探そうとしたらそっちじゃないと言われて、そこもちょっとだけなんだかなーってとこなんだが。
折角スカイツリーっていう見所があるのに往復同じルートだけってのは本当に惜しい話、こちとら都バスでビッグサイト行ってるから別ルートあるのは知ってんだよ!ってくらいに解せない気持ちが押し寄せる。
特殊バスだから申請が面倒なのはわかるけど、逆向きとはいえ同じ風景を見るために1時間半(行きを除く)使ってるわけじゃないんだよなぁ……。
……という何ともがっかりポイントが多く、乗ってもいいけど乗らなくてもいいとしか言えない感想となった。
よかったのは窓の下から暖房が噴き出してたので案外寒くなかったことかな。通路側は知らないが。
利用するとして何よりも重要な注意点としては「平日に乗れ」だな。
東京の夜景は社畜たちの残業によって作られているので土日は半減どころではない。上流貴族の気持ちで乗るのが正しい遊び方のようだ。
終わると同時に晴れる空。……なんで…………?