計6つのVketホラーワールドをまわってきたわけだが、俺は気付いた。
この作品、10周年くらいにVketの成り立ちとして公開される長作じゃね?
1回目が2018年だから、来年2010年くらいの話を挟んで丁度良い尺になる気もする。
巫羅乃と市子の頭文字を取って「ふい」から「ぶいけっと」と命名するか、舞威血統を思い出すか。個人的には前者でいてほしい。新悟?巫羅乃の眼中にないんで。
・これまでの計画。
市子の失踪から5年。
全てを知った巫羅乃は市子の因子を取り込んだおこもりさまを手元に置いて、復讐の炎を燃やそうとしていると村が壊滅。おこもりさまの保護名目で秘密結社社に勧誘されて暗躍。
1992年、アメリカのハーミットヒルズで願いを叶える怪異の存在を知る。

怪異が生んだ人間、トゥルーマンという希望を見つけてしまったのも、ひょっとしたらあるかもしれない。
無から人を作れるんですか!?やったー!!
ちょっとしたきっかけで水に還るんですか!?やだー!!

200X年に手に入れたスライムで自分を増やして想いを乗算、それを怪異Aにぶつければ市子が生まれる。おこもりさまから取り出せるという算段だ。大分違うかもだけど大体こうだろ。
断ち落とされた手足は願いの力で補えばいい。お姉ちゃんは私が造るの。
ところで俺としては村の崩壊も怪しんでいる。村の一番高いところにあるのは神社で、村を潰すなら神社の足元を壊せばいい。丁度良い洞もあるし、ボカンすればズドンよ。
・市子とは?
巫羅乃はどうして市子にこんなにも執着するんだろうと考えると、市子が人ではなく力を持つ者に執着させて身を守る異形説がひとつある。
たとえば異常物体研究所で見られる写真。

本来写真に映っている市子はモヤだが、既に異形化している自分には市子の姿に見えるわけだ。
ホラーエリアが終わってからオマケが見れるのにも意味ができるだろう。そんなこと言ったら探し人の写真が成り立たなくなるわけだが。
だが、そんなこじつけなくとも大好きな人を自分の手にかけて、それが化け物に乗り移られているせいで自分は知らないことだったのなら、それだけで十分理由になる。
私が奪ってしまったなら私が取り返さないと。待っててね市子お姉ちゃん。ここで髪飾りがアップになってエンディングからの次回予告。好き。
・5年目のVketホラーワールド。
終わり方としては、新悟とユーザーが巫羅乃のいる研究室的なところに向かったところで怪異融合大爆発が起こるだろ。それで俺たちはVketの世界に飛ばされるんだ。そしてVketの中で1号こと市子と逢う。
しかし市子の記憶は無く、巫羅乃の努力は無に帰す(が、この執着なら精神も作りそうだな)。
運悪く巫羅乃が来れていない場合は市子の記憶があって、巫羅乃以外感動の再会を果たすことができる。人の心ないんか。
市子が記憶を無くしていると思うのは、度々あるパラリアルアキバのシナリオで自分を失いがちだとかそういうところからだが、二度と見れないシナリオを軸に物語作られたら俺はキレるよ。 なんならエイプリルフールのサイトも関係してきそうなんだよな、キレるぞ。
なので普通に、異界行って長いと自己どっかいくよね、ってことで。
なんなら世界に練りこまれた結果、市子と新悟が完全にVketに取り込まれてしまうのもいい。
仲良しの友達が揃ってNPCになってしまい、べらぼうに怪物耐性が高い巫羅乃だけがNPCになれない。もう二度と市子お姉ちゃんにも、市子お姉ちゃんを知っている友達にも会えないんだ。
今度こそ自分のせい。怪異に操られてなんていない自分の意思。取り返しのつかないことをしていましました。あーあ。

俺は巫羅乃のソウルジェムを濁らせたい。
・とはいっても。
そうは問屋が卸さないだろうから、多分最終的に市子の欠片を俺らがVket世界で集めて、おかえり市子ちゃん。みたいな感じで終わるんだろうな。
今は追体験中で、その追体験が全部終われば欠片が表に出てくる。Vketを……舞威血統を利用した5年掛かりの盛大な計画。
そう考えると10周年のホラーワールドは傾向が読めるだろう。「エリア1、籠岬村」「エリア2、研究所」「エリア3、ハーベストフェスタ」「エリア4、2027年ワールド」の4区画に分かれて……。
出展者がやりづらいから展示エリアは普通のワールドにしよう。
前編で巫羅乃のやりたいことが判明して、後編でこれまで逆走してたホラーワールドの定石を覆し、過去ワールドを辿る旅になって、これまでメモだったものが記憶の欠片になって、集めきったらはっぴぃえんど。
巫羅乃の心中暴露はメモで行われるんだろうが、個人的には盗んだスライムを巫羅乃の形状に寄せて言わせてほしい。自分が隠してきた弱音やひたむきな思い、情熱と葛藤と苦しみを勝手に露わにさせられるんだ。そういう演出が好き。無限に欲しい。
素のワールドは個人的には秋葉原だったら嬉しい。1号は覚えてないけど、2号が初めて出たのが確かアキバだからな。
権利的に難しかったら1年目の復刻になるだろう。滅茶苦茶増築することになるが。
・鍵はすべてそこにあった。
Vketの最初のワールドは2022summerに作り直されている。

そこには仲睦まじいVketちゃんが二人。恐らくこれが市子と巫羅乃だ。
Vketちゃんは増殖しがちとか野暮なことは言っちゃいけないぞ。
……だがここでは何かが失敗したんだろう、小さいVketちゃんは瞬きをするが大きいVketちゃんは動かない。つまりここにあるのは市子の外見だけなんだ。
やっと会えたね市子お姉ちゃん!……市子お姉ちゃん?
再会の涙は絶望の涙へ。終着点は開始点へ。物語は第二章へ。
不条理に踊らされる人生と、決して諦めない心。美しいですねぇ!まだ始まったばかりです、最後まで抗ってくださいね!!
Vketにはナナチみたいなのが居るから卿と意識が混ざっちまった。
・“巫羅乃”とは何なのか。
今更ながらの疑問だが、1号は市子に、2号は新悟になった。しかし巫羅乃とはどこから来た名前なのか。この答えもまた、復刻ワールドに存在した。

Vketちゃんが現れた翌年、そして2号が生まれたその時に同時に産まれている「Vけっとちゃんplus+」。きっとこの子だろう。
実際、先ほどの瞬きをするほうがplus+で動かない方が1号だ。あれ?仕込まれてる?


きちんと姿を見比べると、青い髪の長さとかちゃんと1号とplus+だ。普通に知らんかった。
ここで見るべきは、「1号とplus+」ではなく「市子と巫羅乃」であること。因果としては逆なんだよな、俺たちは前者を先に知っているから同じキャラを使っていると考えてしまうが、個としては別なんだ。
俺たちは二人を……いや、村に関わった全員を取り戻さないといけない。
・これから。
第1回の復刻をした2022年でVketは4周年。
恐らく2024年から2027年まで作られるホラーワールドも4つで、各ストーリーはおおよそ10年ごとになっている。つまり現実での10年はVket内の1年に値するというのを俺たちに伝えているんだろう。
Vket換算で2018年から2022年、現実換算で40年かけて救おうとしたら、そこに居るのは市子ではなかった。
ならばまた40年かけて、今度は市子にあの日々を見てもらおう。
ワールドという記憶をぶつければ、知る人が増えれば、現実は創造れる。そしてさらに10年先、2028年のVketで全てを追体験した人たちが続きを求めればきっと奇跡は起きる。
生まれがそうであった、育ちがそう成った巫羅乃は知っている。
利用するんだ、あのバケモノたちを。
そしてすぐ後にやってくる、Vketちゃん1号が生まれてから10年の2029年。市子が蘇ってからの1年。こちらもきっと盛大なお祭りだろう。ひょっとする再現されたあの村でもう一度過ごすかもしれない。
この先がどうなるのか、今から楽しみだ。
