うちこみ、かたれ、へんかん、とうじろー!!

俺たち魔法職は詠唱でタイピングを鍛えられてきた。

タイピングゲームみたいに文の入力で鍛えられるんじゃなく、5秒10秒の詠唱時間の隙に雑談を打ちきらないといけないという鍛え方だ。

こっちのほうが断然スピードと確実性は上がっていくと思うんだが、今のゲームはボイチャ前提みたいなところがあるからそういう育て方はされないんだよな。

楽なことはいいことだが、強制力というものは低くなってしまった。

もっと、蜘蛛になったような気持ちで十指を動かして、蟹になったような気持ちで手首を横移動させて、人間をやめたつもりで脳から直接書き出していくことに楽しさを見出してほしい。

自分を客観視だけはしてはいけない。人間は人間をやめるべきだ。