どちらが先かの物語

こういう記事がXに上がった。

それについて多少のコメントは残したんだが、改めて。

先に言っておくと俺は諸事情でまだ超かぐや姫!は見れてないし、あのライブでは「白髪の人じゃないんだ!?」と思った人間です。あのCMから出てくるのは白いほうだろ。サムネ確かに金髪だが。

 

近しいジャンルで起こった、企業の関わったムーブメントが怖いという話。

ShowByRock!!とかいう巨大会社の長期IPの30分まるっと使ったハイクオリティワールドが存在するのに、個人の表現の場に企業が参戦することの不安視をする必要はあるだろうか。

するのであればキセレゾが公開された時にしておくべきだと、まずは言いたい。


 

企業のクオリティをデフォルトにされると個人は太刀打ちができない。尤もな意見だ。

だがその言葉を超かぐや姫!の方でしているのは、ちょっと違うのではないだろうか。

作品がバズってからの速度は目を見張るものがある。だがNetflixが自ら企業アカウントを作ってワールドを作ってモデルを作ってモーションを撮ってまで、VRCに参戦しただろうか?

それは他の作品でもそうだ。そこまでのやる気と余裕がある作品なんてそうそうない。


サンリオはかなり奇特なほうの会社だってのは前提として置いておいて。


事前にそういう企画をしていたとしても、コケることを考えると自前でそこまですることはまずないだろう。Vfesはおあつらえ向けの場なんだ。

このことを考えると、Vfesに広告を打ってミニライブをするために1月にアニメを公開した可能性が高い。Vfesからアニメに人を流れさせるつもりだったんだろう。なんか知らんけどCM流す前にアニメが推されまくったから予想外の挙動になってるだけで。

なんならVfesのスケジュール出るあたりでアニメ開始してるよな?



超かぐや姫!のミニライブは確かに動員が多かった。だがVRC内で本格的に盛り上がってるのはあくまで古参だけと言っていいだろう。

初心者が多数来訪してたとしても定着はしないだろうし、企業の作ったライブが初体験の初心者が、個人にクオリティを求めることに対しても不安感を抱く必要は全く無いように感じる。

それは他の版権から入った人もそうで、作品を求めて来ている人間が個人のワールドやイベントに来るほどハマるほうが珍しいからだ。

YoutuberやVtuberのするワールド巡りとは話が違う。

わかりやすく見つけやすい導線を作っているならワンチャンあるくらいか。



超かぐや姫!だって、Vfesのワールド一覧ページがあるから初心者も見に来れただけで、イベント外で公開されてたらスルーする人のほうが多いと断言できる。

VRCってそのくらい癖があってめんどくさいプラットフォームだから。

企業が作ったって個人が作ったって、辿り着けなきゃ意味ねぇよ。

 

今回のライブは鉄は熱いうちに打てを体現したもので、アニメ公開から一ヶ月で3Dライブをしている勢いは凄い。だが速度を求める必要は個人には無いので、真似なくていい部分だ。

っつーか前述の通り、宣伝を組み込んだスケジューリングでのものだろうから、計算高い特例だよこれは。

それに版権作品は有料だったり期間限定だったりするので、短期間に見られる数は伸びるが、それをいつでも見れる個人作品と比べるのもおかしな話だろう。


戦場が違う。


クオリティの高いものを見せられて「凄い」と言ってしまうのは当然のことだろう。だがそれはあくまで「企業って凄い」だ。そのコンテンツを知っているから見に来ているんだ、そのキャラを知っているから見に来ているんだ。前提情報が要らないから楽なんだ。

100点満点で50点開始の版権と、0点開始のオリジナルで戦ったって利なんてどこにもない。

既存作品を扱った場はあくまで目指す場所で、争うのは個人間であるべきだ。

なお個人でも化け物みたいなクオリティの人たちはわんさかいる模様。

 

 


ちなみにだが、今回は土曜の初回公演がお流れになってVRC日本ユーザーの注目をさらに集め、アメリカが土曜22時頃で本国のログイン数も多かったがゆえにVRChatの総ログイン人数で記録を叩き出したが、土曜が成功していたらここまでではなかったというのは覚えておきたい。

VRC系ニュースサイトも、中止だったからすぐに話題にしただけで、無事終わっていれば記事は数日後に上がっていただろう。

土曜の待機人数も多かったが、土曜に初回が終わっていたならばここまで沸き上がってない。

自分と比べるのなら、イレギュラーが重なった想定外のバズりでもあることは忘れずにいこうな。

 

なお、現在話題になっている超かぐや姫!を配信しているNetflix、現在WBCのキャンペーンで各プランが半額になっており、全ての風が超かぐや姫!に向かって吹いている。つまり、

Netflixに入るなら今!!