去年、叫ばない系のゲームが出た。
マイクに反応して声を出すと死ぬ画期的なもので、すぐさま話題になった。
あれから一年。
叫ぶ系のゲームが出る。
今度はマイクに反応して、叫べば敵が怯むだとか叫べば走れるだとかのゲームが出る。
遊びたいし、マルチなら他人を巻き込みたいところなんだが、問題は皆が皆叫んで平気な環境じゃないってところだろうか。
勿論俺もそうなので、どうにかして叫べる状況にしたいところなんだが、防音個室とVRの運用がまず現実的ではないのでデスクトップ限定の防音室を追加してVRを遊ぶ時はPCから離れる運用にしなくてはならず、とても中途半端なつくりになってしまう。
かといって部屋を丸々防音仕様にするほど活用するものでもないし、ノーガードで大声をあげれるほど配慮なしでもない。というか簡易防音室に収まるほどPC周りが簡素ではない。魔窟と言われても肯定するしかない。どうしてこうなった。
広い部屋が当然のようにあるVRと、周囲が気にしないくらい家と家に距離があるデスクトップ。
ある意味海外のゲームが求める水準で、どちらも似ている気さえする。俺だって可能なら広々1Fで上下階を気にせずVRしたいし暴れたい。なんなら地下がいい。
俺だけが解決しても意味のないことだってのもわかる。だが友人は友人、俺は俺。環境を作るのは当人の問題だ。
いっそ幹線沿いにでも住めばいいか?線路の横にでも住めばいいか?ああいうところは普通の家より防音がしっかりしている。
だが上下階に音丸聞こえになる程度だというのも知っている。爆音で曲が響いてきた過去が物語っている。
ゲームを遊べば遊ぶほど一軒家が欲しくなる。
いや、こういうゲームを求めなければそうならないことは知っている。知っているからこそ。
そういうゲームばっか遊ぶのはもう癖なんじゃないかなと、思うことすらあるのだ。
音問題は永遠の課題だ。