俗にいう羽二重餅の餡包み。
ひんやりしてほのかに甘い。表面は無味なのに噛むと味がするから面白い。
餡の含有量が少ないので主張は比較的弱いが、餅との調和は完璧で、邪魔にならないのに餡のあるところと無いところで違いがハッキリしている。
こし餡だとしつこくなるのかな。粒餡は触感に異物っぽさがあるので粒嫌いだとNGだなぁ。
ぷるぷるぷにぷにとした食感のあと、とろけるように広がって、なのに溶けはしないのでしっかりと喉越しがある。
これは売ってないところもあって逃すと探すことになるので、できるなら見つけた時点で買っておいたほうがいい。
一泊目の宿でスルーした後に全然見当たらなくて、天成園で遭遇できてラッキーだった。
箱根湯本駅の足元にある土産屋のどこかにならあるとは思うが、ハシゴする余裕があるならって感じだろうか。
似たような商品は度々見るが、名称バラけすぎててデータベースを作ってるところが無いんだよな。あったとして俺が見つけられてない。
色んなところのを食べてみたいので纏められた情報がほしいんだが、自分でやろうとすると全国津々浦々まわらなきゃいけないから余裕が無い。
既知で北陸三県と越後湯沢(笹)・埼玉狭山(茶)・箱根・御殿場・掛川(茶)だろうか。八つ橋は含むか悩ましい。日本の真ん中の帯域だけの土産と見ていいだろうか?
ローカルと言えるような言えないような、絶妙な範囲のお菓子である。