滝と神社と温泉と


なんか滝があるらしいので天成園へ来訪した。
箱根登山バスのK線に乗って、バス停からは横道に逸れて向かうようだ。

このへんの温泉はバス停からがっつりと坂を下るんだな。
隣のバス停が天山湯治郷だったので目的達成したら入浴するのを考えたんだが、ここにきて突然バス停の間があいた。無理無理、歩けん。




ほんとに……ほんとに着くんですか……?

もどりたくない……もどりたくないよ……。

何かあったら戻ればいいやと思って進んだけど……。

やだよ……足つらいよ……。

敷地内らしいけど山の敷地内なんて全方向だよ信じられないよ……。

お願いします……おねがいしますかみさま……。

 


つ……着いた!本当に着いた!!

なんか看板が別のあった気がしたし別のルートがあった気もしたんだが、なんか知らんが無事着いた!!不安しかなかった!!

 


これが見たかった、御朱印ガチャ。

内容としてはガチャじゃないんだが、シールダスで御朱印を出すなんて発想をして、かつそれが複数台複数デザインとなるとよく考えるもんだなぁと感心する。
施設内にもあったので雨天も安心、好きな方でご購入ください。

真ん中は月ごとにデザインが変わるということで、先月のやつが見たかったなぁ。




滝は想像と違って施設の真裏にあって小規模なものだった。

管理してくれているものなので贅沢は言っちゃいけないが、ホテルの真裏というのが自然のパワーを感じられなくなってしまうんだな。
もうちょっと離れてると思ってたからこその残念さだ。

安全性の都合で17時だか17時半だったかまで見にくることができる。



滝と滝の間には箱根神社の分社があり、ついで参りができる。
御朱印あるのに社がないわけないもんなぁ。



100段程度とはいえ、ここまでの積み重ねがあるので悲鳴があがる。
手すりがほぼ存在しているので縋り付きながら一歩一歩を着実に踏みしめる。すれ違える程度の幅の階段ではふらつくことも許されない。

苦しんだ先で逢える神社は価値があるのだ。



…………ちっちゃ。

 


銭洗いポイントがあったので折角なので銭洗い。
ちょっとかけるくらいでいいんだが、写真を撮ろうとするとびっしょびしょになるな。ごめんな千円札。

縦写真のサイズに毎度悩むんで良い感じの天啓ください神様。

 

折角来訪したということで、ここでお風呂もいただくことにした。

2時間プランでタオルつき入湯税込みで1590円。
後払いで土産売店も一括清算できるのはGOODだ。

体を洗う硬いタオルも使えるので、フェイスタオルで頑張って泡立てなくて済むし荷物も着替えしか要らなくて助かる。2時間だと使う暇がないが、浴衣も借りることができるぞ。

浴槽は同じ湯で深さとジャグジー等が異なる。面白い湯はない、あくまで温泉街なのだ。

ロッカーが宿泊客と日帰り客で異なり、宿泊がコインロッカーのよくあるサイズ、日帰りは一段階大きいサイズを狭めたものになる。
Uberの鞄だと流石に入らないが、ちょっとやそっとの背負い鞄なら許容してくれるので安心だ。

万葉倶楽部グループということもあり、どうしても万葉の湯っぽさが拭えない。
規模も清潔さも飲食も土産も休憩エリアも、大手だから満たされていると言えばそうなんだが、どうしても他の地域でも入れるのではという感覚を抱いてしまう。

ご近所の天山湯治郷を知ってるから考えちゃうんだろうなぁ。
個人的な感想でしかないが、空が好きなら天成園、緑が好きなら天山湯治郷かな。

受付と清算が同じ窓口なので並ぶ時は10分20分待ちそうだ。

 


お土産というわけではないが中二を感じたので購入。
水晶なのは筒なのか目玉なのか知らないが、龍が巻き付いてる時点で勝ちだろう。

俺を高みに連れてってくれ!ドラゴーーーン!!

 

龍だよ。