出先のお昼ご飯に、きっと食べれるところがあるだろうと信じて買った、港あじ鮨。
三島駅の南口を出たところにお店があるので電車に乗らなくても購入できる。
なんだかんだで食えるまで1時間くらい片手に携えていた。目立つぜ。
パッケを開けると中に四角い箱、箱を開けると新鮮な寿司と新鮮なわさび。
わさびってこのサイズで摺るもんじゃないよなって冷静になるところから始まる。
思ったより摺りやすいのでそこんとこは問題ないんだが、大きくのの字に摺りおろすことで香りが立つとか辛みがまろやかになるとかなんか昔聞いたので、これは正解なのか……?農家さんは許してくれるのか……?と不安を抱いていく。
おろしてみた差分。醤油差分は無い。
紫蘇で巻いてる普通のやつ、紫蘇が強くてサバに負けてない。めっちゃうまい。
他で遭遇したことのない組み合わせというか、鮨を紫蘇で巻くというのが初めてだったのでドキドキだったが、まさかこんなにも素敵な出会いになるとは思っていなかった。
めはり寿司は葉っぱの味も特に強くないからオーソドックスの枠かな。
多分なんだが、いの一番に食べないと負けるんだと思う。紫蘇や摺りたて生わさびを一口入れた後は多分、負ける。
太巻きは胡麻が味変してきて、米も他のだと負けてるのにこっちでは勝っている。あまーい。
なんなら半分は鯵を添えずわさびを具にして食べるのも良い。
わさびが辛くてツンとして美味い。その場で摺るからこそ粒も荒くて香りも立つ。
袋入りのもののように均一化された安定はないんだろうが、そこまで品質にズレが起こるものでもないだろうからできるんだろうな。
容量だけ見れば全部摺りおろせるんだろうが、周囲の視線に勝てるなら……って感じかな。
ガリは味が濃くて弁当ならでは。位置も一番散らない場所に置かれてるっぽいな。汁気は少なかったので周りのに味が移ってるってことも感じなかった。
弁当のガリって超細かいのが袋に入ってたりするが、これはそんなことないのが嬉しい。
鮨も美味いが、景色の良いところってのがさらにおいしさをUPする。富士山のふもとだからこその旨味を享受する旅、最高すぎるな!
強風ではあるがパッケージがゴミ箱になるので、鞄なりで固定さえすればゴミが飛んでいくことも不安なくいただくことができる。
見かけばかりの不要物だと思ったものが活用できるのは上手いこと作られてるな。