Virtual Towers Onlineというゲームがある。
ゲームというか、イギリスに実際あるテーマパークの遊べるアーカイブのようなものだ。非公式らしい。本気か?
まだまだ開発途中で基本プレイ無料。容量22GB。遊んでみた感じそんなに重くない。
デフォルトの基本設定は全てがLowである。これで?Low??
ゲームをスタートすると入場ゲートの外から開始する。
パーク系のゲームはこうでなくちゃ!ワクワク感があっていいよな!
ゲートに直行するとチケットを取って来いと言われるのですごすご券売機に向かう。
ゲートの横ラインに売り場があると思ってしまい、ここで一度まごついた。まごまご。行き先表示板なんて読んでねぇんだ。左手にございます。
ありがたいことにファストトラベルができる機能がある。
マップの近くでEを押すと解放できるんだが、複数の面に地図が貼り付いているところはどれか一面だけがアンロック対象になるので注意だ。
ファストトラベルをする際はMキーでタブレットを出してMAPから飛ぶだけ、簡単だね!
出現場所はマップの隣じゃなかったりするのと、アイコンの位置だとどこにどういう感じであるのかわかりづらいのでネタ元のテーマパークからパーク地図やアトラクションの様子を見ながら遊ぶのが恐らくベストだろう。
マップとマップの中央地点にアトラクションがあったりするので、もう少しトラベルポイントが欲しいところ。
アトラクションには己の身で特攻する入口と、開くのを待つ入口がある。判断方法は突っ込んでみる以外なさそうだった。
同様に出口も開くの待ちのものがあるんだが、回転バーはコライダーを消すかクリックで開くかにしていただきたいな。永遠に閉じ込められるかと思った。
ドア形式はすぐに開き直してくれて事なきを得たが、あれもあれでぶつかって一回閉じちゃったのでどっかで事故りそうな気配がする。
座る方法は座席を左クリック、後々マルチ対応したいらしいこともあり、任意の好きな席に座ることができる。
待機列は再現度が高いので一見の価値があるが、途中にショトカがないので一度入ったらゴールまでお付き合いすることになる。
あと、アトラクションによっては簡単に乗り物に辿り着けるルートと待機列走らなきゃいけないルートとかもあるので、初見はそこそこ殺される。Exitしてから知る。
アトラクションは馴染みのものから懐かしいものや珍しいものまで色々。
座席もしっかりこだわっていて、本物への情熱を感じる。
前のやつが出発するまで降りれないところも含めて再現度が高い。
前説部屋に入り聞き終わるまで次のエリアに行けないアトラクションもあるし、待機列から乗車後の動き出しまでセリフや演出入れてくるしで、やる気が満々。
Hexというアトラクションに関しては前情報があったほうがいいだろう。
今のところ、これだけロードを挟んで遊ぶアトラクションになっているんだが、終わってから他のアトラクションに向かう道に戻るまでがわかりづらかった。現実なら人の流れについていけばいいからなぁ……。
建物出てすぐ左折して階段降りて直進、これだけ覚えて向かっていただきたい。
道中の室内に入るとアトラクションのしくみもわかるぞ。
買えないけど写真販売スポットがあるの、すげぇ好き。
さて、テーマパークへのお出かけとなると日本人的には……いや、基本はどこの国でもだろうが、天気のいい日に行きたいものだよな。
しかしここはめっちゃ降る。不安なくらい降る。
ねぇほんとに君の国この大雨でジェットコースター動いてるの?!雷鳴ってるんだけど!?
もうズボンのライフも靴のライフもゼロだよ。これに次乗る人がいるの?座った瞬間ケツ濡れない?
これもタブレットを出せば常時晴れとかにできるが、ランダムにしていると10分に1度くらいの頻度でひでぇ雨が降る。もう少し穏やかでいていただきたいところだが、本国もそうなのか疑問が残るな。
体感的にはゲリラ豪雨なんだが。10分に一度のゲリラ豪雨って何だ。呪われた台地か?
ゲームにはまだ無かったが、ギャラクティカって乗り物は元はVRアトラクションだったらしい。
HMDを被って3.5Gを食らううつぶせ型ライドアトラクション、乗客の首が心配なやつだが、流石に今はもうつけてなさそうだ。
ライドの形式に合う合わないだとか危険だどうだの前に、初めての形式のジェットコースターを開発したのに風景を見せないなんて勿体なさすぎるもんな。そういうのの導入はマンネリしてきた頃くらいでいいんだよ。
そもそものGearVRがサービス終了したからとかそういう現実的な面は置いといてだよ。
いやしかし、すごいクオリティだった。
これもまだ開発途中だから総容量が重いのであって、今後軽くなるだろうし、マルチ対応する気もあるらしいし、それが終わったらVRも……という欲はあるらしい。ジェットコースターの山をVRでやると死ぬぞ。
こういうの、日々変わっていくテーマパークの記録を残すという意味でも、リアル側のテーマパークに興味を持つきっかけという意味でも良いものだな。
元ネタに真摯にとなるとそう簡単な話でもないが、応援していきたいプロジェクトだ。