とはいえ正直歌入り曲で事足りている

steamにjoysoundのソフトが出現したことが配信界隈で話題にな……たか?ニュースサイトでは話題になったな。

友人などは誰かと向かうのが好きではないので家で歌えるのはありがたいと言っていた。
選曲都合により一人で行きがちな俺はそうか、カラオケって複数人で向かうところなのかと意識の欠落を感じるなどしたが、場所も時間も選択肢が増えることはいいことだな。

で、だ。
家でカラオケをするということは声が駄々洩れになるということである。
施設として存在するカラオケ内ですらそうだし、スナックなんかも中の人たちの声が漏れまくりなのでマイクとスピーカーを経由したらそれはそうなんだが、一般のご家庭では機材がなくとも駄々洩れである。

近所に最近越してきた人がたまに歌うんだが、とても気持ちよさそうに歌っているな。
なので多分俺が歌っててもそのくらい、多分二つ隣の建物までは余裕で聞こえることになるだろう。俺の生歌を無料で?お得だな!

人間の生声とスピーカーから出る音の認識される距離や周波数は異なるものなので、当人が合わせている伴奏が家の外の者々には一切聞こえず、曲があることにより修正される掠れや音の切り替えも聞こえてしまうおかげで余程のレベルではないと上手くないように聞こえてしまう。
かといって爆音で曲をかけ流すと怒鳴り込みが怖いし、バランスが難しい。

そうなると店で歌う方が曲数も多いし楽になってしまうな。家の利点は飲み物を手元にドンと置いてお手頃価格お手軽気分で何時でも熱中できるところか。

飲み物ドンに関しては持ち込みのできる店舗は無くはないが、混雑によってはフリータイムがフリーじゃなかったり、残り分数を考えて曲を入れなきゃだから気軽さの天秤は大きく傾く。
ニチアサ歌ってたら5時間とか秒で溶けるもんな。トイレに行く暇すら与えてくれない。

ミュートマイクやmutalkみたいな口元を覆うものがあれば抑えられるんだろうが、開放感からは遠くなってしまうし都度洗うのも手間だよな。

防音ルームを室内に作る手もあるが、大きいし高いし重いので今後の取り回しを考えなきゃならない。
車だと天井高やら回線やら不審にならない状況やらでキャンピングカーレベルのものが欲しくなりそうだし、中々気軽に万全に、とはいかないものだ。

現代のインドア趣味を考えると、歌うことだけでなくゲームを遊ぶことや映像の視聴と、オタク向けの住居は防音機能が必須になっていくな。

そうなるとゲーミングマンションの一市場化はつよつよネット回線も含めて利が多いし理に適いそうだ。

時代よ、もっとオタクに寄り添ってくれ。