HIV検査してきたレポ

特殊な行動はネタにしないと勿体無いと考えるようになってきたんで、たまにはこういうのも。
結果だけ先に言っておくと陰性だから。俺陰性だから!!有り余るほどに健康体だよ!

HIV抗体検査は3ヶ月前の感染を調べられる検査です。属に言うエイズ検査。
3ヶ月前に検査してようやく結果が出るということではなく、3ヶ月前に入ったウイルスに対しての抗体が今やっと測れる程度に増えているという意味。
なので不安に思ってから調べられるまでの時間が長い。
これについては前述のとおり抗体の問題なので何を使って調べようとしても同じだ。
不安に駆られたくなければ身に覚えのできるような行動は起こさず、何かあってもNOと言える勇気を持つことが大切ってことだな。
ちなみに発症前がHIV、発症後がAIDS。

で、こちらの検査、時間さえ合えば無料で受けることができる。
保健所によって異なる平日の午前、大体月1回やっていて結果は1週間後。人数制限なし。というものと
会場によって異なる土・日・祝の午前、月に1回行われて結果は3時間後。人数制限あり。というもの
あとは保健所でやってるんだが一部地域のみの夜間が結果は1週間後、人数制限あり。というもの。
これらは国が負担してるので気軽に参加できる。全て匿名でいい。
日を指定されると無理って人は病院の検査になるからどうしても金がかかるな。あとは検査キットがあるけど自分で血液採取するのでそこだなー。
自分で採取っていっても指先に針刺すくらいだろうし、楽っちゃ楽なんだが。
即日のやつはHIVだけだけど一週間かかるのは一緒に梅毒とかも調べれたんで、内容にはそれぞれ差があるな。

過去の経験とあわせて2箇所の方法を併記していこう。

1.検査場へ。
保健所のものは各市にある保健所の施設内で行われている。
即日のものは保健所でやっているところもあるが、大体がビルの会議室を1部屋借りて全行程行っているようだ。

2.受付。
保健所のものは偽名を受付に提出。事前に考えておくこと。正直これが一番の苦痛。
即日のものは番号カードを渡される。

3.待機。
保健所は普通に役所にあるようなその辺の長椅子に座って待機しててくださいって感じ。
即日のほうは席数は少ないけど顔を合わせないように机の向いている方向はバラバラ。飴と、ペットボトルのお茶がフリードリンクとして置かれている。

4.問診。
何故受けようと思ったのか。3ヶ月以内に心当たりがあるか。等を訊かれる。
即日のものだとHIV、AIDSについての詳しい解説もあった。

5.採血。
保健所:看護士っぽい服着た人が1人。保健所内の採血室にて。
即日:私服の方が2人。同じフロアの簡易個室にて。
どちらも腕は同じくらいだったな。というか俺採血でハズレに当たったことがないような。
ここで衛生面がーって人は病院か保健所の二択になる。
器具はきちんと消毒の上で持ってきているだろうし気にするほどじゃない。
採られるのは5ml~10ml。すぐに終わるな。

6.結果まで。
保健所は受付で偽名を書いた紙を証明として所持。
即日はカードをそのまま持って結果判定終了まで付近でうろうろ。

7.結果。
問診を行ったように個室にて。
保健所ではそれぞれの結果が書かれた紙を個室で開封、説明ののち持って帰ることができる。
即日でも個室で開封。その後予防方法などの説明がしっかりあり、結果は持って帰れない。
どちらも予防についての質問などを受け付けているので、気になることがあるときはここで訊くといい。
陰性だった場合は胸を撫で下ろしてそのまま帰宅。
陽性だった場合は今後のサポートの説明があるだろう。

まぁ、普通に生きていればそうそう感染するものじゃないし、性欲のままに生きてない限りは陰性ばかりだろう。
ただ、自分も覚えていないような幼少の頃に怪我を通して感染した、なんてことも万一考えられるものなので一度は調べておいて損はない。
ちょうど、今から2ヵ月後の12月5日は世界エイズデーってことで、この日に合わせた検査が様々な場所で実施されるようだ。
これについては夜間・休日でも枠が広がったり人数制限なしになったりと参加難易度が下がる。
いくつかの検査情報についてはHIV検査相談マップさんで調べられるんだが、それでもまだ検査に行きづらい場所があるな。
基本的に市報や市のHPに情報は出るし、そちらで調べるのが一番かもしれない。

この検査については、恋愛とか性行為とか関係なく「自分が怪我した時にどうなるか」を考えて受けるもんかなと思ってる。
そう簡単には移らないといっても、人生何があるかわからないしな。
これまでの自分と、これからの自分に対しての安心が欲しいから受ける。
「何かあったから」じゃなく、検査する理由がそれでもいいと思う。

何の検査に対しても同じこと。
恐怖したり自分には遠いものだと思うんじゃなく、もっと身近に「そうだ、調べておこう」って意識でいたほうがいいに決まってる。
自分のことを知らないより、陰性だったって胸を張って言えるほうがいいに決まってる。
その機会を設けてもらってるんだから、自分から近付いてって有効活用しないとな。