大阪マラソン2013

ようやく金木犀の香りがしてきました。
金木犀は咲くと同時に雨に降られる花。という印象をここ数年受けていて、秋雨のかわりに台風が来ただけじゃないかとすら感じます。
去年から半月は遅れている秋の気配。雨が降ったことで一時的に上がっている気温もすぐに落ちるのだと、冬の囁きが教えます。
もう今年も2ヶ月ちょっとなんて信じられないものです。

と、綺麗な感じで初めてみました!
本日はちょいと海の方まで出かけてきました。
……といっても波の様子を見てくるとかではなく、今日から始まるイベントを見に行こうと思いまして。
それは……。




大阪マラソン!!

といっても走るわけじゃないんだが。
うまいもん市場とやらに興味を持ったので言ってみようかなーと。


スタンプラリーもしたぞ。
台紙が滑るもんでインクがぶれるったらない。
押してってたらこんなこともあり。


マジ困る。



うまいもん市場では太閣ラーメン(株式会社本家さぬきや 500円)とナンサンド(堂島ムガル ハーフサイズ300円)を。
ナンサンド(とかそういう名前)のはケバブみたいな感じだけどサラダメインで肉が少し、包んでるのがナンだけあって顎が疲れるくらいの食べ応え。
しかもナンだから、ほのかに皮が甘いんだ。そこがまたいい。
太閣ラーメンは沈んじゃってわかんないけど肉が多めで細麺のとんこつ。食べる場所を探してる間にのりがふにゃふにゃになるのがよろしくないが、味玉も濃すぎず薄すぎずだしボリュームも少なくはないのでよかったな。


他にも富山ブラックやら他のとんこつやらホルモンラーメンやら、ラーメンは会場にたっぷりあったな。
これについては味が違うからいいんだが、富士宮やきそばが3店舗ほどあったのがよくわからん。
金に糸目をつけずに食うならうにの貝焼きとかあるし、野菜の無いジンギスカンとか。甘いものもあったし粉モンもあった。
写真はその中でもうっかり購入したブッセ(株式会社一富士製菓 1個70円)。4つしか買ってないけど倍以上に種類が。妥当なのばっかでつまらない画に……。
全体的にお祭り価格で安くは無いものの、ゴール地点近くの応援ついでに食べて帰ろう。もしくは食べてから応援しようってんなら充分な出展数。

食べることをメインにしないなら協賛企業各社がセットを販売してたりした。
ストレッチの講演?実演?なんかそういうのとかテーピングのレクチャーとか靴のためし履きとかもあったので、運動する人には寄っていきたい場所がいくつかあるかもしれないな。
金曜だし混んでるかと思ったが、そうでもなかった。
でも土日は混むんだろうなぁ。

よし、何ヶ月どころか年単位で懐かしい言葉で締める!

久人19歳は大阪マラソンを走る皆さんとボランティアスタッフさんを応援します!!
でもレインボーフラッグ(意味は違う)はどうかと思う。

祭りは浅草で


まず、こういうものに当選したんですよ。

それは6月の末、1通の当選メールから始まった。
7月に封書が届き、俺は悩んだ。
1回目の練習……行くっきゃないよな、と。


7月22日、東大はあくまでついでで、19時からはとある体育館にいた。
2時間踊り通してわいわいと練習を終え、踊る楽しさに久々に魅了された。

8月12日、コミケ後は無謀だろうかと考えながらも2度目の練習。
最後まで通すことはできなかったものの、確認しておかなければならないことは8割した。
マイクで指示するとエコーで聞き取れなくなるよなぁ……。

そして8月30日、またしても東京に降り立った。

台風が来ているという話は不安にも安心にもなり、いっそ中止になった方が気楽なのになんて気持ちもなくはなかった。
だが当日は幸運、そして不運にもカンカン照りの36度。


館内は撮影禁止なので写真はない。
朝礼、最終練習、昼飯、着替えを終えて路上へ。
じりじりと射す太陽の下、大音量で流される関係のない曲。付近の店の宣伝のようだ。
このまま流されれば、自分の聞くべき曲が聞こえるかどうかもわからない。
始まりを揃えられるか不安な中、吹き飛ばしたのは最初の一手。
聞きなれたメロディに釣られる体は、なんとかなると教えてくれた。

沿道には人、人、人!
若い人より50代以降の人が目立つ。
カメラを構えて笑顔を向けて、それに俺らも笑顔で返す。
本番なら広いだろうと思っていた道路は練習より狭く、四苦八苦して焦りながら体を動かす。
習ったとおりにもいかないし、滅茶苦茶になったところも少なくないけれど楽しくて楽しくて、見ている人にも笑って欲しくて皆笑顔を絶やさなかった。
半分も過ぎれば喉はカラカラ、頭もフラフラ。
だけどそれすら気持ちいい。

40分は思ったより長いけど、駆け抜ける道は思ったより短くて。
もっと長くたっていいのにと名残惜しい中、曲は切り替わりお仕舞いの合図。

ゴールでポカリを受け取って、道すがら飲み飲み控え室へ帰る。
このまま階段上ってもいいかもな、なんてハイテンションのまま。だけどそうもいかないので1フロアだけ駆け上がって。
戻った部屋は完全に打ち上げ会場に切り替わっていた。
サンドイッチにからあげ、エビフライにナッツにチョコに、ハッピーターンやらばかうけやら沢山並ぶ机に、炭酸無炭酸、ビールに酎ハイ。
色々ありすぎて半分も覚えてないけれど、お祭り騒ぎの室内でガンホースタッフさんからお疲れ様の言葉ともう1つ。

「この記念にパズドラ回しましょう!!」

\ガチャッ/

まぁ俺パズドラやってないんですけどね(‘∀`)

まだまだ楽しい時間は続いて欲しいのに、打ち上げの時間も終わり、男女に分かれて着替えタイムへ。
廃棄されちゃうっていうからその間ももくもく食ってたけど。
エビフライとナッツつめるためにビニール袋かタッパくださいって言いたかった。

その後もユーザーさんの打ち上げ行ったりして、気付けばうっかり23時。
チェックイン21時予約だったのでハラハラしながら宿へ向かい、寝てる同室の方に迷惑かけつつ大人しく眠りについたのだった。
足裏にまめできるのは予測してたけど、靴下穴空くのは想定外……。


なんにせよ暑い一日、関係者各位お疲れ様でしたってことで。

ネタにできるってことで応募したもんだったけど、次回も出たいくらい楽しかった!

パンスト男祭

7月7日、大阪某所にてパンスト男祭なるものが開催された。
同日の東京ではカジュアル褌イベントがあったとか、なんてカオスな七夕。


よかったら、ではなく強制だと!?

イベントは文化祭と体育祭の2部構成となっていて、来場者が参加するものばかり。
といっても参加するのは男性のみ(1つだけ盛り上げ側で女性も可能だったが)なので女性は見るだけだし、全部参加しなくてはならないわけではないので基本はのんびりと眺める感じ。
内輪ウケな部分もちょいちょいあるが、こういうイベントに初めて参加する人のことも考えて作られている。
……確かに考えられてはいるが、言うほど広くない会場でマイクを使って進行しているので、先人さんに話を聞くとか雑談をするとか、そういう場所があまりない。
撮影ブースがかろうじといったところだろうか。

撮影ブースがあるということで予想はつくだろうが、基本的に撮影は禁止。
天井からぶら下がるパンストたちの異様さも写真に収められず。

参加している人の95%がスネ毛をしっかり剃っていて、「あなたのその美しい御御脚、無駄に遊ばせていませんか?」のアオリ通り、美脚さんが多かった。
細い人、肉付きのいい人、鍛えている人。
見回した感じ、だらしない人がいなくて下手な女子よりレベルが高い。
毛を剃るのが躊躇われる人でも3枚重ねにすれば影も形もないくらいに隠れるとか。
あの薄いものを3枚重ねただけでこんなに!?と驚くくらい、見せてもらったら本当に隠れていた。
これからは3本の矢ではなく3枚のパンストで説得を試みれるのではないかってくらいだ。

さて、少し前に初めての参加者のことも考えられていると書いたが、実際参加するとそうは感じられないかもしれない。
先ほどのことはあくまで客観的な話である。
それというのも会場に来ている7~8割が顔見知りで、開場前から知り合い同士の挨拶が飛び交っていたからだ。
司会や各コーナーの進行も知り合いだという人が多いようで、疎外感は拭えない。
1人でも楽しめる内容はあるにはあるが、ついていけない話があると興が醒めてしまう。
皆知っている人と絡むようで、全力を出して食いついていかないと仲間になれず、消極的な人ほど居づらい様子が伝わってきた。
同志が集うと思ってやってきたのに、蓋を開けてみれば同志ではなくただの馴れ合いで。
がっかりしたのか期待と違ったのか、途中で出て行った人もちょいちょいいた。
聞いた話によると、主催者さんはそんなに大きなイベントにするつもりはなかったらしい。
なので新規向けというよりは、知り合いに良さを広めていく催しというところだったのだろう。

イベントを通して俺の中で印象に残ったのは、パンストクイズ王だろうか。
初級からコアなものまで10問ほどのクイズを行ったわけだが、チャンピオンが凄かった。
空気を読みつつぶっちぎりで、誰もわからないような問題にも答え、クイズ後は他人の穿いているパンストのメーカーを当てるほどのマニアっぷり。
ソムリエはここにいたか……。
穿きやすさや強さが違うのは知っているけれど、それでメーカーを特定できるとまでは思わなんだよ。

ゲイの人のためのイベントにしたくない。
と言うわりに、尻叩きや玉強調などのシモいものは多くて。「これはダメだろ」と思うような出来事も。
最初に流れたPVとか完全にマニアックAVでしたし……。
フライヤーの時点で人を選ぶイベントだったが、参加してみれば想像以上にキツいシモ話があったので、不快感を覚える人もいるだろう。
また、同性愛者向けではないということだし、表立ってそういう話を出したらいけないんだろうなー……と思っていたのだが、後半のテンションから「この人はゲイバーの店主で」なんてことも話していたり。
単語を出さないようにしてたけど、いいのかな?と思う反面、興味のある人がこの機会に話を聞くことができるし、いいことだよな。とも思えて中々複雑。
単語を出すだけでそれ系の雰囲気になっちゃうからなぁ。難しい。

個人的に気になったことは、女性のパンスト着用について。
女装子さんの着用が不可なのに、MtFの方やニューハーフっぽい方が穿いていたのがあまりよろしくない。
主催が穿いてないとそれはそれで文句が出るのだろうが……。
そこを許可するのであれば、女装子さんでも本人の申告によっては着用可にしてもよかったのではないか。
日頃から女性として生きているのに、今日は男装だからOKってのは都合が良すぎる。
女性の脚を見て、自分の姿に自信がもてなくなる人がいるかもしれないから禁止したんじゃないのか。
初めて穿いてみたいと思った人に勇気を出させるべく開催したんじゃないのか。
日頃から着ている女装子さんも、ニューハーフさんもMtFさんも、俺の意識で言えば皆女性だ。
だからこそもやもやするのだろう。
次回をするなら、扱いを緩くするか厳しくするかして欲しい。
多分緩くした方がいいと思う。
産まれた時から当日まで戸籍が女性の方は不可。くらいで、それ以外の中間性の人は当人がやりたいかどうかとか。
案内の書き方が大分面倒になるだろうけれど、着替えた後に女装かどうか曖昧な服装の方もいたので気になるくらいならいっそ。
「男性のイベント」ということに重点を置くのなら厳しくするべき。「メイクも女装として扱います」とかで。
あるかないかで印象の異なるものはとことんNOで突き通して欲しいな。

まとめ。
・超!人を選ぶイベントでした。
・男女比が5:1か4:1くらいで予想以上に女性多い。
・最初と終わりに1人参加さんも混じれるものがあったのがよかった。
・でもやっぱり1人モノの肩身は狭かった。
・祭というよりショーパブ(?)って考えでいったほうがしっくりくる。
・思ってた以上に勉強になった。
・ルールは徹底を願う。

ハイになれてる人とそうでない人の温度差が、後になればなるほど酷かった。
ハイになれてなかったのか体調が悪かったのか、合間合間にぐったりしていた子がいたんだよなぁ。
彼はあの後、満足して帰れたのだろうか。

俺はなんだかんだで楽しんだが、ガッツリちょいグロなシモネタがちょいちょいあったので次あったら行くかと言われると……悩むなぁ。

FreeScoop


31アイスがチャリティイベントやってたので乗ってきた。

12日の数時間しかやっていないイベントで、気付いたのは開始時間。
別に乗らなくてもいいかなーと思いつつ去年の内容を見たら、去年の参加人数は80万と少し。
どうせなら100万くらい欲しいところ。
その1人になるというのも悪くない。
……などと言い訳をしてそこそこ近所の31へ。
見たことも無い列、常時30人だかそこらが並んでいる。
当たり前に子供や親子連れが多い。
募金後に再度並ぼうとする人もいて、えっ、それいいの?!という風景。

去年の平均募金額が36~7円。
ならばそれを上回る金額を入れておきたいところ。
と思ったのだが生憎小銭がない。
目に付く10円玉と1円玉。これはもう、あれしかない。


31円!
何人かやってる、多分。


入り口で募金したらカードがもらえて、これと交換で注文。
店内には店員さんが4人、各々1人ずつの受け持ちで受け取り作り渡すの繰り返しを行っていた。
外にも3人くらいいたし、こんなに人がいるの初めて見る。

店内で食べることもできないように椅子類は寄せられ、入るのも10人ずつ。
時間限定とはいえ大忙し。

 


頼んだのはサーティーワンパーティー☆
☆までが名称である。念のため。

人がいっぱい居るしアニバーサリーフレーバーだし、残ってないかな?と思い第2候補まで決めていたものの、さすがに人が来ることを見越した搬入をしていて余裕で残ってた。
開けてすぐのものだったのでウリの星型チョコは埋もれて……っていうかほぼ入ってないじゃないか。
バランスの問題から、普通にストロベリーアイスにしか思えなかったので負け感がとても。
月末にリベンジすべきか否か。

 

並びだしてから自分の順番になるまで10分そこらだったので、特に面倒でも時間食うわけでもないおいしい催しでした。
ただ、これで心が痛むかどうかが問題か……な……。
募金という名目とはいえ、こんなここぞとばかりに食いにいくのも……どうなの。

昼飯付き2000円

1度やってみたいなーってことの1つであるバスツアーが恐ろしく安い価格であったので行ってみた。
四国お遍路参りの1回目である。
宗教巡礼系のものはあまり肯定的ではない。
徳をつんで来世に向かいましょうとか言われても前世すら覚えてないし来年のことを言ったら鬼が笑うとも言われてるのに何言ってるんだろう程度の意識。
現世が良くなるなら考えなくもないけどなぁ。来世とかようは他人だからなぁ。
情けは人のためならずといわれても、返ってくる情けを体感できないのでは乗り気になれん。
来世のために頑張るより、現世のために尽くしたい。若者の宗教離れである。
ま、誰に呪われるわけでもないので折角だから。

朝7時にバスに乗り込むと、お経のカンペやらが載った案内と納め札、蝋燭や線香が配られる。
観光目的参加歓迎ということで納経とかそういうのは全く手を出さなかったんだが、同乗のほとんどが依頼してて肩身が狭い。
道中眠れるかと思ったが、説明があったり読経があったりで外を見る余裕もないくらいだ。
この読経。般若心経なんだが車内で2回、各寺で2回の計14回やる。
最初はそりゃもう教徒でもないのに読むのもどうよと思っていたんだが、後半になってくると麻痺してくるな。
他にもツアーで参拝してる人たちがいるので負けじと読むようになる。

巡礼することは心の平穏のためというが、確かにあるなーって感想。
声出すことがストレス発散になるから、気晴らしに行ってみれば最後の方にはスッキリしてる。
悩み持ってる時に行っても、寺の終了時間が早い分慌しく時間が過ぎていって、考え込んでたこととか頭から出て行くんだよ。
感情や問題を誤魔化してる感じもするけど、普段の自分を押し潰すような原因を忘れさせるためのものと考えればいいものかもな。
温泉に行って問題忘れてゆっくりするってのができないような気持ちの切り替えが苦手な人は巡礼のほうがいいのかも。
人ごとにリフレッシュ方法ってのは違うからな。

最初の回が1番忙しいと言われたとおり、写真を撮る間もほぼない。
多少は買い物できる余裕はあるが、それでも押しに押されるスケジュールだ。
単純に俺の参加したのが慌しすぎたとも言われたがな。
出発地がまだ近い方だからいいんだが、愛知や岐阜から来てるともっと忙しいんだろうなーって思うよ。

必須の持ち物にライターがあるんだが、ただのライターじゃダメだな。
最近はどこもそうなように風が強いからすぐに消えるし狙ったところに留められない。
寺の管理する火もあるところにはあるが、消えてることもしばしば。
風を避けながら点けることも、手で遮るにも場所と時間の余裕が合わない。
そんな中で墓地近所とかに打ってるカバーついたライター持ってきてる人が賢かった。
家で使うことはないアイテムだが屋外じゃ便利だろうなー。考えもしなかった。
持ってくるのを忘れたらチャッカマンを1番場所で買えるんだが、スイッチが硬くてあまりオススメもできない。

ツアー自体はいいんだが、バスの席が空いてたのに何故か隣に人がいる席でな。
干渉しないような人同士ならいいんだけど、こういうのに参加するのっていいお年の女性が基本じゃん。
勿論干渉がくるわけでだな……。
1人席だった人もいるのに何故こうなった、何故だ。
相手のこととか気にしなければいいんだろうけど、ばーちゃんくらいの御年の方だと気にしちゃうよなァ。
動向を気にするのはいいんだけど会話振るのが苦手なのでそこんとこが申し訳ない。

終わって後悔してることがある。2番場所の餅がうまかったんだ。
1つしか買ってなかったので物足りない!足りない!!
170円でよもぎもちと芋もちの2つなんだが、両方黄な粉がかかってて、丁度良い甘さでなー。
2番だけ参るもんなんて個人じゃないとやらないし、電車もあるけど厳しいよなぁ。
誰か行くならお願いしとこうかなぁ。また食いたい!

R-1ぐらんぷりいってきた


2010年の話だけど以降いくかわからんので。
ピン芸人の一番を決める大きなイベントだな。
なんで行ったって?ノリで。

当時は勢いの強さから東京で参戦したが、会場は渋谷のTEPCOホールだった。
今は貸し出し中止になってるんだな。
参加日と会場に着いておく時間をHPで確認し、当日受付でエントリー費を支払う。
その際にゼッケンというのか、番号を書いた布地のシールを受け取るので順番までにつけておくこと。

待機するのは部隊の裏のスペースで、いろんな人の小道具や会場の備品が所狭しと置かれている。
更衣室はないんだったかな。そこかしこで上に着たり脱いだりする人がちらほら。
やはり半数以上はお笑い事務所や養成所の所属、貼りだされているリストにも所属先が書かれているし、知り合いが多いことから皆さん会話で緊張をほぐすなどしている。
場に50人いても無所属は10人もいないし、来ない人も結構多い。
自分の居る場所の隣で、誰かが渾身のネタを力の限り演じている。緊張が増していく。

1時間だか2時間ごとに時間調節として、司会の方の漫才が入る。
「それでは次は、番号XXX、○○さん!どうぞー!」
順番が近づいていく。
何事にもいえるが、人前に立つというのはいつまで経っても慣れない。
最後にもう一度、セリフと動きの確認。
周りの人も同じ気持ちだろうか、それとももっと余裕があるのだろうか。
失敗してもいいから、全力を出さなくては。

順番1つ前になると番号と芸名を呼ばれる。
上手の裾に隠れて、先に舞台へあがる前の人を見ながら2分の待機。深呼吸で息を整える。

「632番、牧原久人さん、どうぞ!」

裾から中央へ、視線はまっすぐ。演技の最初はやはり、挨拶だ。
「よろしくおねがいします!!」

会場は科学館(?)の最上階だけあり、狭い。
席は80ほどだろうか、その分マイクがなくても声が届くし、お客さんとの距離も近い。
さすがに後方人の顔は見えないけれど、前の席の人は舞台の明かりで顔が見える。
笑わない人、笑ってくれる人。
誰が審査してるのかもわからない。
だけど今、自分を見てくれている人と、ここにいる自分自身のために頑張ろうという気持ちはどんどんと湧いてくる。
緊張して頭が真っ白になりそうなのに、楽しくて楽しくて顔が自然と笑ってしまう。
この感覚が気持ちいいから、皆舞台に立つんだよな。

制限時間の2分より少し巻いてしまったか、早めに一通りの動きを終える。
最初が挨拶なら、最後も挨拶で。
「ありがとうございました!!」

 

いやー……全力でいってミスもしたけど、楽しかったです。
気軽に参戦できるのがとても良い。
ネタをひねり出すのは大変だけど、人生の話の種として一度参加してみるのもいいかもな。
それに、これだけの人が夢に向かって頑張ってるんだなってのも見れてやる気を貰える。
参加だと皆のネタを見れないので、観客として向かうのもよさそうだ。
今年の開始まではまだまだ長いけど、今度は一回見に行ってみようかな。