ユーグレナカンパン

乾パンってクッキーだと思う?パンだと思う?その他だと思う?


ものすごくカテゴリわけに悩む品だと気付いたのは後の祭り、大分前にいただいた株式会社モントワールさんのユーグレナカンパン
食べてみた。
来年の夏まで保つんだが5年保存ってところかな?3年では無い。


思ったより薄い。スーパーで見かける袋のものに比べて半分くらいかもしれない。
薄ければ隙間が無駄にならないから良いことだろう。
口に運ぶ回数も増えるから満足感も増やせるし口の中の水分を根こそぎ奪うこともない、丁度いいサイズだ。


金平糖ではなく氷砂糖。食べ応えがある。

ユーグレナの味はしない。するものに出会った記憶がそもそもないが。
ゴマは入ってるけど味は全然無いな。
ゴマ味もうちょっと濃くてもいいのにな、とは思うが、用途を考えると無いくらいが食べやすくて良いことだ。


乾パンは保存食だけあってカロリーは高いぞ!気をつけよう!1缶計400kcal。
でもクッキー系のお菓子を食べるより満足感は早く満たされるので総合で見ると低カロリーかもしれない。
小腹が空いた程度なら半分も食えば満腹になる。残りはジップロックして翌日の飯へ。開封後はお早めにお召し上がりください。


今日のところはこのくらいで勘弁しといてやる!

ミドリムシクッキー


2013年の夏に続くミドリムシの流れ。
株式会社ユーグレナCCが販売者となり日本科学未来館で売っております、ミドリムシクッキー5枚入り450円。
入場料とあわせて1000円すっ飛ぶかと思いましたが物販に入場料はいらないようで。


箱にはミドリムシの解説が!


箱を開けてもミドリムシの解説が!!!

グッバイ食欲。

栄養価は5枚あたり
エネルギー:185.92kcal
たんぱく質:3.49g
脂質:9.15g
糖質:23.93g
食物繊維:2.53g
ナトリウム:166.23mg

市販のクッキーとどっこいどっこい。エネルギーが50くらい違うのはでかいが。
ま、表記が似たり寄ったりでも見所はそれ以外なのであんま比較する意味ないか。
1枚に2億匹のミドリムシが練りこまれているということで、10億匹が1gなので5枚で1g。小さじ1杯分?
クッキーのサイズで考えると、多いような少ないような。


パッケージを開けてみると、いたって普通なクッキーが現れる。中も同じ色。
……緑じゃないのかァ……。

さあ、まずはひとくちパクッと!

……

…………

甘くない。

パッケージに「砂糖、バター、マーガリン、ショートニング不使用」って書いてるじゃないですかー!
入ってたのが銀袋だし、保存面考えての不使用なのかはわからないが、クッキーっていうから甘いものだと思って食べたらすげぇショック。
世界を救う食べ物に、ライフをじわじわ削られる!

あとこれすっごいボロッボロ崩れるんだ。
付属のしおりで受けて食ったけど、もうハンパなく崩れる。
崩れた部分だけで1000万匹のミドリムシを無駄にしてるんじゃないかと思う程度に。
いやちょっと言いすぎた。でも1枚100万匹はかたい。

味はゴマ。
なんか食べたことがあるんだけどパッとしない、なんだっけな。と悩みながら成分見たけど、ゴマだろう。
ゴマの味と言うより、ゴマの油の味って言った方がパッとするくらいにギタギタしている。
甘みは本当に僅かで、クッキー食ってるって感じはあまりしない。
食いつつ、バターって偉大なんだなぁと思い知らされる。
砂糖よりバター。
これはクッキーと銘打つよりアスパラガスビスケットの方面でいったほうがしっくりきたのでは。

あー……俺今ゴマ食ってる。ゴマ。

そんなクッキーであった。

みどりラーメン

ユーグレナ分が足りない。
食べたことないけど、ユーグレナ分が足りないんだ。

俺とユーグレナとの出会いはもう何年も前になる。
ローカル情報番組だったかで、府大の研究がピックアップされたんだ。
そこには「今、ミドリムシがすごい!」と見出しをつけられて、教授がクッキーを持って説明してたと思う。
貧困層に配りにいくのも、嵩張らないし栄養満点だと。
食ってみたいと思うものの、府大内での取り扱いはなく。
おいまだかよ!まだこないのか!?
待ち続けること5年以上。
我慢ならんかった。

我慢ならなくて俺が向かったのは東大だった。


なるほど、ここが東大か。


……うん。



東大って思ったより都会じゃないんだな。

目的地はここじゃないんだよ!
目新しさの見えない割りにオシャレ感醸し出す敷地を抜けて赤門を飛び出した。


やってきましたはこちら、安庵!
ミドリムシのラーメンが食えるってったらそら向かうよ!!!
ほら早く出せよ!俺のユーグレナちゃんをよ!!ここにいるのはわかってんだ!


ということでまずは入り口入ってすぐの券売機でチケットを買います。


50番のみどりラーメン。
1000円入れたのに200円って表示されてんだけどなんで。


つけ麺もあるということだが、ここはスタンダードに。
山手ラーメンさんが3店舗あって、今はそのどこでもみどりラーメンを食えるらしい。
その中でもつけ麺をしてるのはここだけだとか。


チケットはシンプル。座席に着く前に店員さんへ。
中は15席あるかないかくらいの細い店。
水はセルフサービスだが、勢いがよくてはねっかえる。
上着をかけるところはあるが、荷物は床置きとなる。
おしぼりはありません。


ものの5分で到着!緑色だなぁ。
昔は1050円で、メニューに載ってなかったらしい。時代は変わるもんだなぁ。

ユーグレナことミドリムシは1g投入されており、その数10億匹。
顕微鏡でズームした画面を想像したら負けだろう。
さて、1gということはこんなに緑色になるわけがなく、当然この色はイメージのためのフェイクである。
スープを飲めばわかるが、至って普通のバジルオイル。
オイルをかけられた塩ラーメンは濃いめの味で、トッピングのワカメが塩抜きされていないのかさらに塩分濃度を高める。
反して他の野菜たちは薄味でメンマはスープに負けて、シャキシャキの野菜は味付けがないのでは?というほど。
1枚だけ添えられたチャーシューはほろほろと崩れ、こちらも薄めの味つけなのにスープに負けていない。

スープを飲みきらないと恩恵に預かれないので完食を目指したいが、前述のとおり塩が濃い。
飲みきるのが普通!という方なら問題ないが、普段スープまでは……という方はつけ麺で。


時間をおきつつ飲む場合は、机の上にユーグレナの説明パンフがあるのでついでに眺めてはどうだろうか。
それで食欲無くなったら逆効果だが。

スープを残すと排水溝が大変なことになるんだろうななどといらんことを考えてしまうわけで……。
深く考えながら食べてはいけない商品だった。


ということで完食!
ごちそうさまでしたー!!