君も戦力

ダイバーシティって言葉が最近散見されるが意味まで書いてくれてるところはそうないので困った話だ。どうやら多様性ということらしいがこれがまたぼんやりしすぎている。
障害者、LGBA&T、高齢者に女性に病人に低学歴。様々なものを個性として扱おうみたいなやつだ。

まぁなんていうか、ざっくりだよな。
的を絞ってくれるのはいいが絞った先以外を認識してくれるほど世界は柔軟だろうか?
うつ病でも動ける人や動けない人がいるから程度の差はどうするんだとか、普段は働けるけど動けなくなるくらいの持病があったらとか。
そう考えると「だれでもみんな」辺りで、何一つハッキリしない意味の方がいいのではないかとすら思ってしまう。

このへんの問題、雇ってくれるところは雇ってくれてリハビリの手伝いみたいな自由さにしてくれるとこもあるの知ってるから倣えば簡単なのかなとも思うし、大層な名前なんていらないんじゃ?とも思うよ。

幅広げまくるなら本業が他にあって短時間しかいられないのも多様性だし、それを認めない会社は少なくないだろう。
人種なんかもこの国では平等に見せかけて低賃金のとこしか無理とかさ、これについてはどれだけ話せるかとかもあるけど。認めたところで同じ待遇とはいかないんだよな。

適材適所の話ばかりだけど働きたくないとか色々限界ぶっちぎって働けない人とかもいるわけで、働かない自由は確保されるのか、働くにしても弁当作ったり家庭の負担があるのをどう理解していくかとか、単純な話ではなさそうだ。
無理をしない働き方、二馬力じゃないと子供も育てられないような現在の日本と多様性を認めて雇いまくる理想、相反しているようにも思えるがここんとこをどう折り合いつけていくか見物だな。

平等不平等の話もそうだけど中途半端に制限作るから枠外ができちゃうわけで、枠外も含めた全てを制限内として絞るか制限自体を取っ払うかで解決する問題だとも言えるんだろうな。
統率者が一人なら強制執行できることをバランス見て意見取り入れていかなきゃいけないから大変そうだ。だからこそ意味があるわけだが。

 

ところでこれ突き詰めると子供を働かせることにyesと言うようなもんだが大丈夫か?