上越車内ぶらり旅

今回は世界の……ではないが車窓からっつーか車窓メインだ!


路線図、左下が上越の乗った分なんだがくるんくるんしてるな……。
上越線に乗ったのはなんかなんとなくなんだが、前述くるんくるんこと山をのぼってるっぽい部分があるらしくてそこが気になってな。
新幹線だとずっとトンネルだった分車窓は楽しめなかったし、そうなるとやっぱ鈍行だろ!

先に言っておくが下車して駅舎を撮るような観光はしていない……というか停車時間すっげー短いんでやってらんない。こういうところは成田線を見習っていただきたい。
では、いっくぞー!

 


越後湯沢を出たら街より慣らされた、まるでデコレーションする前のショートケーキのような雪を眺める。こんなところで車無しに生活すると買い物大変そうだななんてどうでもいいことを考えながら。


ひとつめの駅は岩原スキー場前。ゲレンデに程近くて下車する人もいた、他のゲレンデまだやってないからなぁ……。
しかしこの窓、青すぎる。


電車は前へ前へ、山に向かって走っていく。
寄ってくるのは棘を生やした魔物のような植物で、しかし彼らも雪に縛られ致し方なくそのような姿になっているのだろう。その身に触れて慰めることができない自分がもどかしい。


いくらか進むとやってくるのはブルートレイン。
こんなところで生き残ってやがったか!なんだ?宿か?展示品か?休憩所でした!
そこは越後中里駅というゲレンデとともにある駅。残念ながら営業期間外で閑古鳥が声を響かせているが、開けば人が溢れるのだろうと予測は容易。駅には温泉も併設されていて胸躍る。
次絶対寄るから。

中里を抜けると電車は待望のぐるんぐるんラインへ。否応なしにテンションがあがってくる。これが鈍行の醍醐味!!!

……

…………

トンネルでした。

まぁ……雪国で……山に線路……そこまで出さんよな……。でもさ……。

お前ー!お前ー!!俺は知ってるんだからなー!!ここのルートをトロッコとかそういうので走らせてるツアーがあるって!知ってるんだからなー!!
だから期待したのに裏切り者ー!単線ー!!山奥路線ー!!!それもいつか乗るー!!!!!2018年も企画してくださーーーーい!!!!!!!


トンネルを抜けるとすぐに土樽駅というところに到着する。標高を書いてくれてるんだが平地民にはいまいちよくわからない。ほら、大阪って山もこれといってないし。代表が天保山だし。

この駅はすぐ横に歩道があってどう見ても越後中里まで徒歩れる。トンネルであのザマだったのでトンネル萌えじゃないなら是非歩いて向かってみたいところだが冬季は通行止めとのこと。おのれ次こそ。

長い暗闇をまっすぐいくと土合駅。
ロープウェイがあるそうだがこちらもゲレンデ都合かなんか知らんが動いておりません!俺の旅に満足が見えない!!
なんかこの駅、あがりとくだりでホームの場所が全然違って軽くホラーらしいので下車観光おすすめなスポットだそうだ。……まわりなんもないのに降ろすの……か……?
駅の前後はずっとトンネル。くるんくるんwayも当然トンネル。知ってた。
この辺から群馬になるんだっけな。時期によるんだろうが雪が一斉にログアウトするのが面白い。


トンネルを抜けると湯檜曽駅となるがこちらのトンネルエリアは歩くことを推奨しない。長い。


ここからはほぼ川と共に走る鉄道となる。
というか山切り開くのも大変だし山に添わせるとアップダウンあるし、川というか谷に沿うのは至極当然なんだよな。川沿い鉄道多いけど気にしたことがなかった。
風景も温泉街に切り替わっていて、歩いて移動も難易度が下がるから下車したい欲がむくむくと湧いてくることだろう。


もう冬だというのにギンギンと照らしてくる太陽が車内に影をつくる。暑くないだけマシというのだろうか、箱に守られているからそれを感じないだけなのか今の俺にはわからない。
自分の姿を取り込んだ透明の板に遮られながら変わりゆく風景は今朝がたまでのことが夢だったかのように錯覚させる。日本という国の広さに驚くんじゃない、去った時間の短さに驚いているのだ。
気温も、景色も、全てが変わった中で一人変わらず取り残される自分に不安がないと言えば嘘になるだろう。不確かな世界で確かな存在であることを認めろというように反射の中の透明めいた自分はただそこに佇んでいた。


最後は終点水上。観光のにおいがぷんぷんした魅力的な駅だ。


とんとんとん、と階段をのぼる。バリアフリーなんてものは存在しない。取り残されたわけではない、そのままを残している中で広告やポスターだけが時代の流れを告げる。

具体的に言うとぐんまちゃん。


そうか、ここは491mか……。………………スカイツリーの上の方の展望台かそのくらいかな?

水上駅のホームに入る前にあるものが見える。しかし残念ながら入線してしまうと撮れない位置にあるものなのでそこのところは残念ながら……。
その残念を拭うために次の発車時刻をチェックして、ちょっくら冒険に出かけるぞ。

 


ちなみに俺は行きにMaxに乗るという義務感から帰路を鈍行としたが、正直ダイヤ的にはくだりで乗った方が自由に動けるのでお勧めしない。
次乗る時はくだりで乗るし逐一下車するしなんなら水上に泊まってからスタートするわこんな楽しい路線。