裏切りと君は言うだろうか

まどかマギカ見てきました。
ええ、目の前真っ暗とは言わないけどハイライトは消えました。
ほんとうに……どうして……どうしてこう……。

ということで語ります。
俺は他人を巻き添えにすることによって目の光を取り戻していく!
これこそがソウルジェムのシステム!

ネタバレのため反転。

ツッコミが追いつかなくて笑ってたんですよ、最初は。
感動して嬉しくて泣いてたんですよ、次は。
絶望して地に堕ちたんですよ、最後に。
皆二次創作するでしょ、こういう話が見たいんでしょ?ほらほら満足?ねぇ満足?はいドーン!ここからずっと俺のターン!!
ってされた感じが、すごい。
俺の涙返して。

いや、好きですよ?好きですよこういう話。
譲れないもののためになら何に手を染めても構わないって信念は嫌いじゃない。
だが持ち上げて持ち上げて持ち上げて落とすとか、あの瞬間の劇場の空気。終わった後の雰囲気……。たまらんね。
すぐには納得できなかったけど、帰る間に反芻したらなんかわかったよ。
結果が同じなら、望むようにしたいよな。

しかし不思議ですよね、なんであの窓開いたんですかね。
そこは動かないはずなんだけどな。

魔女になった魔法少女は魔女の能力も使えるようになる。という解釈になるんだが、そうなると最弱が最強になれるってことなんだよな。
続いてもそこんとこは確認できないから実際どうかは知らないけれど。
あとあの地を剥ぐ描写が未練だとしたら、すっげぇ悲しいシーンだなって思う。

DVDかBD欲しいっすね。一時停止したい場面がいくつもある。

ふと思って調べてみたんだが、魔女の名前の「リリィ」って彼岸花のことなんだな。
花言葉は「また会う日を楽しみに」とか「幸せな思い出」とかって、その姿そのままなんだよな。
設定として元々あった姿みたいだけど、胸を締め付けられる思いだ。

救いが彼女の不幸であるなら、箱庭に満ちた幸せを壊すことは果たして善なのだろうか。
続編を否定するわけではないが、檻の中で独り生きてきた少女の闇はあまりにも深すぎる。