オーケストラをyou case try.

オーケストラに行ってきた。
おっと、俺が普通のオケに行くと思うなよ。勿論ゲームミュージックのだ!

DQⅢのものが近所であるということで、聞きに行ったわけだ。
演目が演目なので、席についてみればどちらに顔を向けてもDSの光が目に入る。
3DS緑が見える範囲では結構……ほとんど…。
1303人入るホールなんだが、130人くらいとすれ違ってた。
聞きにきている人の地元も広範囲、九州や関東東北など色々いたな。
日が日だけに、来やすいけど帰りはラッシュに巻き込まれるだろうなぁ…。(15時開演)

カメラは鞄に仕舞ってくださいという注意があったんだが、スマホや携帯を見てたりDSにも今やカメラがついていたりで、そうそうすぐに片付けられることはなかった。
開演前に片付けるのが遅いならまだいいんだが、開演後もまだ3DS開いてて、5分程経過してようやく閉じる奴も出る始末。小学生ですら片付けているというのに、いい大人がだ。
携帯は電源を切れと何度も何度も言われていたのに、始まって2曲目くらいでバイブの音がしたな。
こういう機器は便利だし、交流ツールとしても良いものなんだろうが、普及すればするほどにマナーが悪くなるな……。
会話で始まる交流なら、村のように「隣近所は知り合い」って感覚がして下手はできないんだが、身分を晒さない手段になると隠れて悪事ができるから気にしないようになるんだろうか。
ゲームミュージックのイベントなんてあまりしないもんだからスタッフも対応できないんだろうけど、今は携帯だけじゃなく通信できる全ての機器についての注意を作らなければならないのか?
本来、子供は一緒に居る大人が制して、大人なら自分でマナーを考えて動くべきだっていうのに。
誰かに言われないと行動できないってのはいかがなものか……。
通信中だからしょうがない、とかそういうのは理由にならないと思うんだ。

演奏は、文句なしに素晴らしいものだった。
っても、音楽を聞きに行くことがない俺が言っても、あまり説得力がなさそうだが。
耳に馴染んでいる曲を演奏していることから、「ここの音はそうやって出すんだな」ってのがわかるし、舞台全体に目をやって楽しめる。
音楽好きな人は曲のジャンルなんて関係なくやっていることなんだろうな。
演奏している人からも、この曲好きだから演れて嬉しいって雰囲気が出てて、聞いてて楽しい。
特に左から二番目最前列のヴァイオリンの男性がノリッノリで、まるで踊っているようだった。
あまりの他との違いにお前それ大丈夫なのか?周りの人の迷惑になってないか?と心配になるほどだ。
見ることにも楽しさがあるってのは、暇がなくて面白い!

曲の合間合間にすぎやまこういちさんの語りもあって、来る価値あったな!
ちなみに指揮もすぎやまさん。

こうやって音楽を音楽として触れると、作曲の凄さってのもわかる。
BGMとしてだと考えないようなことに気付けるっていいな。
しかし音楽考える人って、何であんなガラッと違う雰囲気のものを作れるんだろう。
俺も色んな見方で、色んな考えかたで見れるようになったら作れるんだろうか。

音楽だけじゃなく、演技幅とかも同じ。
意識を一つに搾った時点で表現の方法がなくなっちまうから、もっとアンテナ広げて、広い心で、いろんなものを心の中で作れるようになっていくべきで。
きちんとそこを考えていきたいな。
……いや、考えている時点でアウトか…? 難しい…。

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携帯したいネッ!の14話を追加しました。