世界の奇祭



いやちょっと、ワークショップで漫才勉強したところだったんで……。
ノリツッコミの美徳みたいなことを叩き込まれたところだったんで。
合コンで使えるツッコミ術はいつか使いたい。

てなわけで、行ってきました田縣(タガタ)神社。(リンク先、シモ注意)
「縣」は普通に変換しても出ないので大体「県」に置き換えられてる。路線情報とか。
ここでは珍しい祭……一部の人にはシモでやだわーって言われる祭があります。
豊年祭というものだけど、うん、…うん…。はっきり言うとあれ。ち●こ祭。
写真なんて上げれねぇよ!鯖止められるわ!!!
ということで珍しく写真のない行ってきた系をどうぞ。

-オープニング-
まず神輿は神明社という場所に置かれている。
この場所は年によって変わるらしいので、確実にここという場所はない。
本殿に行ってから見に来てもいいんだが、先に来た方が混んでないので先に見てしまおう。
12時を過ぎた頃には出発待ちで人がわんさと溢れるので、11時前後には来ておきたいところ。
特に「神輿を触りたい!」という人は混む前に来ないと近付くことすら難しくなる。
ちなみに神輿を触ったり、一緒に写真を撮る人は女性が大半だ。すげぇ。
気になった点は神輿と一緒にいる女性を片っ端から撮ってる男性がいたことかな。用途説明もなしで腕章も見当たらなかったので不審な感じだった。

-田縣神社-
なんかいろいろすごい。
あの形になってればなんでもいいのか、それっぽい石が奉納されまくって名前つきでそこかしこに置かれている。
神社によくある名前彫ってある石も天辺があの形。
賽銭の鐘もあの形。
右も左もあの形。
ちょっと意味がわからない。
写真撮るなって張り紙があったんだけど、今日は撮ってよかったのかな?
撮るべき場所っぽいし、見所なのはわかるんだけど。いいのか悪いのかよくわからない。
本殿はいたって普通の神社を模しているけど内部にでっかいあれがあったのを俺は見逃さなかった
もうホントなんなのここ。(褒め言葉)

-付近-
地元の子供達が祭りに普通に遊びに来る、伸び伸びとしたいい町でした。
200mほど大通りを南下したところにドラッグストアがあったので、トイレはそっちをお勧めする。
神社と、隣のスーパーは並ぶ上古めなので近くて空いてて楽な感じがしていい。
開発中のエリアなのか、新しめのアパートが目立っていた。
メゾネット住宅が結構あったことが珍しい感じがしたな。
小牧基地が数駅行ったところにあるので空自オタには良い立地。だけど逆にいえば航空機の往来数が多いってことなので静かなのがいいって人はもうちょっと北が住みやすいな。

-屋台-
みそカツがあったり、みたらし団子があったり、手羽先があったり。
名古屋だなーって感じ。
あと、飴屋の飴があの形だったり(どんぐり飴とかなかった)、チョコバナナがあの形だったり。
一番高いチョコバナナ(400円)には玉もついてるんだけど、それがマシュマロでなんというか「白いのがいっぱいつまってるよぉ」って感じで。
ここでしかない屋台も一件あったな。お好み焼きをソーセージに巻いたものだ。
名前はなんだったか。ち●ぽ焼き……じゃない、珍宝焼。
俺はちょっとパスしちゃったんだよな、お好み焼きか玉子焼きか判断できなかったんで。
凄いと思ったのが、フランクフルトがハーブ入りだったんだけど最近ってそうなのか?ハイカラだなー。

-エンディング-
餅撒き。
女子と老人参加不可だけあって、かなりやばい。
2方向から数分ずつ交互に投げられるんだが、切り替えの時に人がすごい押す。
撒いてる間も下しか見てない人、上しか見てない人がいてそりゃぁこうなるわ…。って感じ。
女性がこけてふくらはぎを踏まれてたのを見たが、踏んでる人が上しか見てなくて気付かなかったり。その状態でスタートするんじゃとヒヤヒヤするくらい。
なんとか助かったが、周りの人が言わなければ女性は倒れたまま次の波が来て大惨事になっただろう。
それは彼女だけでなく、彼女の存在に気付かなかった全ての人が将棋倒しとなって、だ。
地面を見ればペットボトルが何本も落ちていて、これを踏んで転ぶ人がいるんだろうなという恐怖もあった。
荷物は鞄から出ないようにしておかないと、自分も他人も怪我をする。スタート前に鞄に入れることを徹底させるべきだっただろう。
かくいう自分も、落ちこそしなかったものの鞄にペットボトルを挿していたので加害者になっていた可能性は否定しない。考えが至らなかった。
以後ここ行くことがあっても、餅撒きには参加しないな。
自分が怪我をすることよりも、他人を怪我させてしまうかもしれないと思うと、二度と混ざりたくなくなる。
あと餅が当たると痛い。直径10cmってでかすぎるだろ。

と、以上がダイジェスト。
写真がなくて申し訳ないが俺も立場と命は惜しいんで。

世界に誇る?愛知の奇祭。
毎年3月15日に開催されているので、話のタネに行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに俺は報告した先全ての人の神妙な顔をされました☆   ……わかるよ。

 

あ、餅は普通に普通の白餅でした。